「何も考えず爆笑できる大学生の青春エロバカコメディ♪」ロード・トリップ 足立佑介さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0何も考えず爆笑できる大学生の青春エロバカコメディ♪

2021年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「何も考えずにただ爆笑できる」青春エロバカコメディ映画です。

ソファーでリラックスしながら、左手にコーラ、右手にポップコーンという
アメリカンスタイルでの鑑賞がオススメです。

この『ロード・トリップ』という映画は20年近く前の映画。
携帯電話もないし、ビデオテープという懐かしいものも登場します。

そんな古い映画ですが、実は、
『ハングオーバー』『アリー/スター誕生』『ジョーカー』という
スマッシュヒットを後に連発することになる、
トッド・フィリップス監督の若い頃の作品。

映画の内容も、『ハングオーバー』の原型が見られます。

主人公は、遠距離恋愛中の大学生。
彼女に、他の女と浮気しているビデオテープを誤って送ってしまう。
男4人で「ロードトリップ(車での長距離旅行)」をして、
彼女がいる大学に向かい、ビデオテープが渡る前に取り戻そうという話。

男4人が超個性的、というかとてつもないバカで、爆笑の連続。

「エロ」「コメディ」「青春」などの要素をこれまでかと詰めてます。
実際にアメリカの大学生の男4人が集まれば、こんな感じになります(笑)

個人的には、劇中の音楽も良いです。
特に、アメリカのインディーズバンドThe Eels(イールズ)による挿入歌
"Goddamn Right It's A Beautiful Day”が最高!

ちょっと小洒落たダイニングやカフェ、barに置いてあるような
大き目のソファーでゆったりリラックスしながら、
酒やタバコを楽しみたくなるような曲です。

『ロードト・トリップ』を観て20年くらい経った今でも、
口ずさんでしまう個人的な名曲です(笑)

頭からっぽで爆笑する映画を求めている方は、ぜひ鑑賞してみてください。

足立佑介