「どこまでも青い海。」グラン・ブルー グレート・ブルー完全版 みっどないと・シネマさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5どこまでも青い海。

2012年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

リュック・ベッソン監督の出世作でもあり、この映画に出ていたジャン・レノも広く名前と顔が知られるようになった作品でもある。
フリーダイビング、つまり素潜りの世界記録に挑む男達の友情と、ひとりの女性をめぐって、互いに相手を思いやりながらも彼女との距離を縮めようとするが、微妙に揺れる三人の心の模様なども描かれている。

男二人と女一人といった構図はよくあるがアラン・ドロン、リノ・バンチュラ、ジョアンナ・シムカスの三人の恋と冒険を描いた「冒険者たち」同様にこのグラン・ブルーも同じような形になっている。このへんはひとつの定番だからだろう。

だがシンプルなストーリーだけど映画には引き込まれる。
どこまでも青い海。その青い世界の中を深く深く潜っていく二人。
名誉を手に入れるため限界まで潜る。

互いにライバルと認識しながらの日常と彼女との会話と青い海。
観ていると気分が癒されるのが分かる。

青い海を見たくなったらこの映画がおススメです。

みっどないと・シネマ