劇場公開日 2012年1月28日

「女優陣の勝ち」麒麟の翼 劇場版・新参者 aceさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0女優陣の勝ち

2012年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

俳優が多く出ているので男優と女優という観点で観る。男優:中井、松重、阿部は可もなく不可もなし。イメージ通りで新味なし。溝端はちょびっと成長しているかな。三浦はまったく魅力なし。女優:新垣はアイドルから女優になっている。田中は中堅としておせっかいな看護師を好演し脇を固めている。黒木は出番が少ないにもかかわらず大物感を出している。
ストーリーは水泳大会のリレーでフライングした2年坊が責任を感じてプールで自殺的になっているが、水泳選手がプールで自殺はないでしょ。泳げる奴がおぼれるわけないもの。事件をもみけした先生が悪者になっているが悪いのは2年坊をリンチした3年坊だし、青柳武明を刺したガキだ。劇団ひとり先生は教育者としては失格かもしれないが、彼は彼なりに生徒のことを考えた決断なのだ。先生よりも親の責任が問われるべきだろう。
近年、ジジババに子育てをまかせっきりで、ほとんど子育て放棄状態の親がいる。親は子にもっと責任を持たなければいけない。

ace