「「ゲンコですかぁ~!?」「いや、ビンタです!」「1、2、3、チャラ~~ン」」スキージャンプ・ペア Road to TORINO 2006 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
「ゲンコですかぁ~!?」「いや、ビンタです!」「1、2、3、チャラ~~ン」
“ランデブー理論”により、スキージャンプ・ペアを科学的に立証した量子力学の専門家・原田正敏。ずっと子供に恵まれなかったけど、やがてジャンパーに育つ双子を授かったのも、このパピコ理論のおかげなのでしょうか。とにかく彼が悲劇・苦難の連続のため、NHKのドキュメンタリーとしても視聴率が稼げそうな番組に仕上がっていました。
要となるジャンプのシーンは完全CGでしたけど、それほど違和感を感じない。思いっきりクソ真面目な顔でナレーターを務める谷原章介のおかげでしょうか、それとも原田教授のおかげでしょうか、すんなり受け入れられました。しかし、テンションの高い時に観なければ心底笑えないかもしれません。案の定、アキ・カウリスマキや『ベルリン天使の詩』で笑ってしまい、周りの若い人たちとはポイントがずれてしまいました。もしかすると、アントニオ猪木が好きじゃないせいかもしれません。ええ、もちろん昔から馬場派なので・・・
日本における擬似ドキュメンタリーとしては、TVドキュメンタリー番組を意識した作りになっているため、『ノロイ』なんかと比べると構成やナレーション、そして発想の奇抜さは秀でたものがありました(チューチューアイスはしつこかったですけど)。どうでもいいことですが、これを“モキュメンタリー”として扱うかどうかは、舟木、八木、荻原といった実際の選手を登場させているので疑問符が打たれるかもしれません。彼らがどれくらいギャラをもらっているのか気になってしょうがなかったし。まぁ、OK牧場でしょう。
【2006年2月映画館にて】
巫女さん、コメントありがとうございます!
観る気もなかったのに、ブログをやってるときに強く推薦されたので映画館まで行きましたw
しかし、カウリスマキまで出すということは、かなり映画ファン向けだと思われました。ユーチューブ見てみますね。
映画化されているんですね💦
あのスキージャンプ国別対抗戦
ちなみに似た様な作品で競馬ものの
「JAPAN WORLD CUP」なるものが有りますので
興味あるならtubeでご覧ください。