「美しい物語と音楽だった」少年と自転車 JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい物語と音楽だった
全くの他人であったシリルとサマンサ。
この二人が互いを分かり合おうと言葉を交わす。
時に衝突しながら、それでも寄り添い合おうとする。
その姿が興味深く、美しかった。
子供にとっての良き大人の指針を
誰が見せてやるのか。
サマンサが居なければ、彼はどうなっていたのか。
最後にシリルとサマンサは信じ合う。
シリルは信頼してサマンサを頼りにし、
サマンサもまた信頼して、シリルを放す。
もうシリルはどんな目に遭っても、サマンサが居る。
子供にとって、その安心感は計り知れない。
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