劇場公開日 2011年11月5日

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「戦闘シーンばかりで見分けがつかない」1911 KGRさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0戦闘シーンばかりで見分けがつかない

2011年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

ジャッキー・チェン、ウィンストン・チャオ、リー・ビンビン。



原題はずばり「辛亥革命」

戦闘シーンは派手で迫真的だが、どの戦闘もみな同じようだった。
多くの人物が出てくるので、孫文、黄興、袁世凱、隆裕以外の人物の見分けは苦しい。

歴史物(史実もの)は壮大な流れを追えば追うほど焦点がぼけやすい。
本作も歴史のダイジェスト版の感じが強い。
辛亥革命前後の歴史について詳しくないと流れを追うことすらままならず、理解は難しい。

字幕版だったが、ほとんどがアフレコと思われ、やや違和感があった。
特にジャッキー・チェンの声が、タイミングは外れていないのだが、音質に違和感があった。

物語の中心となる時代、孫文と日本はかなり関係が深いし、明治維新が革命に大きい影響を与えているはずだが、お家の事情だろうが、孫文と日本の関係はほとんど触れられない。

KGR