劇場公開日 2011年11月5日

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「スケールの大きい躍動、重々しい歴史」1911 ばかたれさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0スケールの大きい躍動、重々しい歴史

2011年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

萌える

規模が大きい話。
動物としての生物=人間のスケールが大きい

城のような広い空間でものを考える習性は、大国なりのリードするサイドの手綱の難しさを思わせる。

数億人をかかえる国。
昔から情報はやり取りしていたものの、現実は深く、繋がる鎖も多岐に渡る。
重たい身体を引きずりながら進む船の規模を思わせる、悩み、葛藤、複雑さに輪をかける内情・・・

込み入った人生の、それぞれの内面の思惑が溶け合い、
火花を散らして、気持ちの世界と現状の外面がスパークした。

ジャッキーちぇんの 鍛え上げられてがっしりした頼もしい姿が命エネルギーの燃焼を彷彿とさせ、
冷やっこい冬の映画館に、灰色のヘビーなしわがれ声が重厚に響いた。

ばかたれ