「猟奇的な世界の片隅で」ヒミズ どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
猟奇的な世界の片隅で
東日本大震災の後、被災地で細々と暮らしている中学生に焦点を当てている。住田祐一(染谷将太)に付きまとう茶沢景子(二階堂ふみ)のキャラクターがインパクトがあった。金子(でんでん)が住田祐一の家に来てから、個人的に好きな俳優が続々登場(窪塚洋介さん、吉高由里子さん等)。
暗い始まり方だったので、明るく終わるのが理想なのだが、『愛のむきだし』(2009年)や『冷たい熱帯魚』(2011年)の園子温監督だから、先が読めずハラハラしながら観た。
ダークながらもエモーショナルな展開で心に残る。
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