伝説巨神イデオン 発動篇のレビュー・感想・評価
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ドラマ史上最高の絶望感
見るつもりなかったけど、なんかYouTubeに上がっててツイ見てしまった。
子供の時にテレビ放送で打ち切られてしまったのに非常にがっかりしてたのに映画でラストをやると知って学校のなんかの催し物が横浜であって、帰りに一人で関内の映画館によって見てきたことを思い出した。
当時見た時は異星人同士の禁断の恋や、妬み嫉み、憎しみなど子供であった自分にはよくわからなかったが、今回改めて見るとなるほどと思うと同時に、これ子供向けなの?誰に向けて作ったのと思わざるを得ない。
とにかくこれほどまでに絶望感のある最終回は見たことがなく、ずいぶん長い間心の中に残っていたものだった。ラストで輪廻転生のようなエピソードをつけるが、今生きている欲にまみれた自分に肉体を失ったコスモたちの気持ちにはなれず、なんか取ってつけたような終わりに感じてしまった。
多分小学生の低学年の頃からデビルマンや漂流教室など救いのない物語にひどく惹かれることが多く、そういった物語の中ではベスト3に入るアニメだったと思う。ただ2022年のいま見ると、やはり作画や演出など残念な部分あり本来なら★5はあり得ないのだが、ノスタルジックな思いにマイナスをつける気も起こらず★5を付けさせてもらった。
見終わるとため息が出ちゃいます。
悲壮感MAX
当時、本当に嬉しくて嬉しくてたまらない続編映画化のニュースでした。
この頃は入場者特典でセル画がもらえたりしたものだから、徹夜で劇場前で並んだりしたのもよい思い出。(今でもありますか?エヴァとか)
汗を拭き拭き公開前日の劇場前に並んで鑑賞しに行きました。
もう40年近くも前になる作品なのね。歳取るの早い。イヤやし。
そして作品は圧巻の一言!
今になっても、映像作品であれほどまでに悲壮感のある作品には他にお目にかかったことがありません。
もう絶望に次ぐ絶望の展開で、半径50光年以内(でしたっけ?)はどこへ逃げても敵だらけとか!
ちょっと待って((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 50kmじゃなくて50光年ですよ!←合っていますか?
その絶望(死)へ突き進む焦燥感が見事に描かれていたと思います。
なのにそんな敵を外連味たっぷりであっさりと屠り去る主人公側ロボットの秘密兵器の描写とか。ちょっとカッコよすぎますって!
そして涙すら溢れそうになってくる、敵の最終兵器の登場。ここ、本当に色々な感情がない交ぜになって、泣けるの。
あれほどまでに徹底的にボロボロにされてもまだまだ戦い続ける悲壮感に満ち満ちてるの。
妙々たる音楽の使い方が凄いの。
横に浮かぶ全高1.5kmの超巨大戦艦(!)がまるで蠅の如く見えちゃう全幅500kmの超兵器ご登場とか!
今でこそ、それを遥かに凌駕する秘密兵器もあるけれど、当時は本当にドギモ抜かれちゃったの。
なのに、ラストの落としどころはちょっとありきたりに過ぎたかな。
というか、芝居がかりすぎかな。小芝居は必要なかった感じが。
生命の種が惑星に降り落ちて、これからまた新しい知的生命体が生まれて、どうなりますかね?
くらいの描写で留めた方がよかったような気がします。
接触編…ファイナル!
接触編が、テレビシリーズの総集編ですが、接触編は、映画オリジナルの完結編です。映画館で、みたラストシーンが、ショックが大きく印象が残っています。
今、見返しても……!
イデとは?
世紀の問題作(?)とされてますが、登場人物全てが死ぬことより、話の難解さがやはり問題ではないかと。
イデとは何なのか結局説明が無く終わります。
多分人々の防衛本能みたいなもんで、そのせいで宇宙全体が滅びてしまうので、「もっと考えて国際問題に取り組もう」的な話だと思ったんですが。
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