劇場公開日 1982年7月10日

「理解しあえなかった人たちの結末」伝説巨神イデオン 発動篇 ミネルバ250さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0理解しあえなかった人たちの結末

2018年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館

泣ける

悲しい

興奮

公開初日の入場特典を目当てに、前日の夜から徹夜で映画館の前に並んで観た懐かしい作品。
打ち切られたテレビシリーズで、描けなかった結末をほぼ新作として映像化した映画。理解しあえなかった人たちが憎しみあい破滅への階段を上って行く姿を描いています。
テレビでは登場しなかった最終兵器である加粒子砲カンド・ロワが登場、圧倒的な威力と巨大なサイズからの威圧感に圧倒される。国産アニメの中では史上最大級のスケール。主要キャラクターが次々と目を覆いたくなるような死に様を描いている。「皆殺しの富野監督」が元々表現したかったのは、これだったのかと納得した。

ミネルバ250