スーパー!のレビュー・感想・評価
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「ダークナイト」に嫉妬
「キック・アス」が幼○ポ○○であるならば、これはスカ○○。
以上終わり、 ってしてもいいんだけど、主人公の動機が極めてパーソナルな事情というんがまあ、違うよね。
これヒーローに憧れてっていうんは全然違うでしょ?
なんか見返したい、なんか腹立つ、精神衰弱な嫁さん運良く手に入れたけど
なんか餌食になった。
かわいそうだね。同情するよ。
しかし彼はその積み重ねが彼のキャパシティを「過ぎて」しまい、「悪を制裁したい」が動機でなく、ただ「殴りたい」から「殴っていいと思われる相手」を「殴れる姿」で実行するようになっただけである。
まあ、このへんは「キック・アス」の父娘も同じっちゃ同じだけれど。
だけどこの主人公はさらに、映画の行列に割り込みをする人間に対し、みんなが不満を持っていることをいいことに誰もが正体バレバレの状態で、割り込みの男女の頭をカチ割る。
エレン・ペイジの登場で大いに盛り上がりを見せるが、その登場は変態が大喜びするだけでしかなく、映画的には、主人公のキャラ設定がブレブレになっただけ。
彼らの努力で妻を救いだせた、ぶん殴ってきた相手が悪人だったということが報道されだした。
しかしその客観的な成果よりも彼は壁1面になった絵に思いをはせる。
その姿の「イタさ」を描いている点は好きではあるけどね。
だけどこういう映画がポロンポロンでているのって、まあそういう趣味が好きな人がいっぱいいるってことなんだろうけど、個人的には、業界が「ダークナイト」に嫉妬した、っていう現象が流行っているってだけで終わってほしいなあ。
ヒーローメタ作品
冴えない寝取られおっさんとイカれた女が繰り出すヒーローメタ作品
ヴィランがいなくて金もなくてスーパーアイテムはないけどスパナはある太ったバットマンとでも言うべきか
キック・アスよりもドメスティックでバイオレンスでエロ
予想できない展開や絶妙にイカれてる演出が面白かったですが、オチというか終わり方が急にどうした?最後までイカれてる感じで頑張れよ と急な失速
最後だけ失速したことで全体的に微妙だったと感じてしまったおしい作品でした
正義の鉄槌!悪い奴には容赦無し!
非力なヒーロー、素人ヒーロー、正義感だけのヒーロー・・・。
そんなところからかな~、この作品が「キックアス」のオヤジ版って評されるのも。 でも、自分的には全然違う作品だと思いました。 「キックアス」も少年少女の非道っぷり(グロさ)が話題になっていたけど、全体的な雰囲気に軽さっていうのがあった気がする。だから、ある程度の人に受け入れられるカルトにも成り得たんだと思う。 でも、これは違う。ホンっと、容赦なし!
まさにこれだね~。 エログロ大好きの自分にとって、このストレートな表現はまさに絶好球!思いっきり楽しませてもらいました。
エレン・ペイジ、もう~、めちゃくちゃ可愛い!あのコスチュームも色っぽくて安っぽくて大好きです。なのに、あんな目にあって・・・。
ネタばれにつながるので触れませんがちょっと(と、言うよりかなり驚きました)切なすぎます・・・。
リヴ・タイラー、こんな映画に出る人じゃなかったのに(失礼)。こんなB級のマニアックな作品じゃなく、「アルマゲドン」みたいな超A級の第1線で輝く大スターだったのに・・・。でも、この作品に最高の艶を与えてくれて、本当に大感謝です。
あ、もう一人いました。ケヴィン・ベーコン。この人も第1線で輝くスターだったのに。勿体ない使い方のようにも思われますが、作品的にはとても大きな収穫でした。 この作品辺りからかな。すっかり悪役が増えましたよね。
こんな登場人物たちがイキイキと、画面狭しと大暴れをしてくれるまさにド派手なエンターテイメントB級作品といえる一本でした。
どこか懐かしく感じる音楽もとても心地よかった。
ジェームズ・ガンはこの頃からすごかった
途中までは、半笑いで面白く観てて
リビーがジョインしてきたあたりから、これはどう考えてもやりすぎ自警団だし(ほんとに笑えなくなってくる)、これいい話で終わるのか?そうだったらきつい…この話大丈夫か?
となっていったのだけど、このエンディングはすごい。
ジェームズ・ガンはこの頃からすごかった。
あんだけしてなんで普通に生活できてんのか?
ってことはツッコミありだけど、
不男、拗らせ男の鬱屈と発散のタクシードライバー型映画に新しい回答を示してるように思った。
コミック的な手描き文字演出とか
きめ絵がジェームズ・ガンっぽい!とか
あまりにバカすぎる、不謹慎すぎるダークな笑いとか楽しいポイント盛りだくさん。
エリオット・ペイジは、今まで観た作品の中で
1番ぶっ飛んでてのびのびしてるようで良かった。
配信で鑑賞
こんな複雑な感情にさせられるとは
ポンコツでマヌケ、冴えない亭主がヤク中の妻を助けるため出来る範囲で立ち上がる!
一瞬で正体のバレる主人公!
相棒に犯される主人公!
そして足が遅い!遅すぎる!
不器用すぎるし、やり過ぎちゃうけど人ってそんなもんよね、と。
ヒロインは一度マスクを被ってスーツを着れば残虐性が解放されるところが最高
ヒーローは切なくて孤独。
仲間の死で吹っ切れる最後は、人として、ヒーローとして王道の展開
コメディ苦手でも頑張って観てみると何か得られるものがある…かも?
ちょっといかれた女の相棒ボルティー(エレン・ペイジ)も ここに加わる。 麻薬ディーラーのアジトに潜入した2人だが、 悲劇的なことが起こってしまう。 この部分の描写は衝撃的だった。
動画配信で映画「スーパー!」を見た。
劇場公開日:2011年7月30日
2010年製作/96分/R15+/アメリカ
原題:Super
配給:ファインフィルムズ
レイン・ウィルソン
エリオット・ペイジ(エレン・ペイジ)
リヴ・タイラー
ケヴィン・ベーコン
ジェームズ・ガン監督脚本
ジェームズ・ガンと言う人は知らなかった。
マーベル・スタジオズの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が全米で2014年夏No.1のヒット作となり、続編でも脚本・監督を兼ねることになった。
なので今はマーベルの役人であるらしい。
フランク(レイン・ウィルソン)は
美しい妻(リヴ・タイラー)を娶ったことだけが自慢の男だった。
その妻を麻薬ディーラー(ケヴィン・ベーコン)に寝取られた。
怒りに燃えたフランクは自作のコスチュームを身にまとい
街の不良を懲らしめ始める。
ちょっといかれた女の相棒ボルティー(エレン・ペイジ)も
ここに加わる。
麻薬ディーラーのアジトに潜入した2人だが、
悲劇的なことが起こってしまう。
この部分の描写は衝撃的だった。
満足度は5点満点で5点にはならないが、
3点でもない。
4点☆☆☆☆としておく。
けっこうシニカル。
最後、悪をやっつける時のヒーローの叫ぶセリフ!
その当たり前の、普遍の真理!
とてもいい作品です。
相方の女性の運命にビックリでしたが
だからこそ作品が生きるのですね。
キックアスとは違った趣で、好きな作品になりました。
共演陣が豪華です
「キックアス」にあまりにも似ています。
違いは、「スーパー!」のほうがよりリアルでさえない日常を描いていること。
少なくとも、「キックアス」には、ヒットガールという本物のスーパーヒロインがいましたが、本作にはしょうもない自称クリムゾンボルトというイカれた中年コスプレオヤジと、頭のおかしいコミックオタク少女の相棒が登場するのみです。
ゆえに、「キックアス」はアメコミ・ヒーローもののジャンルに属する映画だと思いますが、「スーパー!」はどちらかというとコメディ映画ではないかと感じました。
この映画の見どころは、エレン・ペイジのエキセントリックな魅力と、ケビン・ベーコンの職人的なバランス感覚でしょう。
二人が出ていなければ、何の救いもないくだらない作品になっていたでしょうね。
リブ・タイラーもなかなか良かったです。
ちゃんと血も出るし、人も死ぬのに、暴力描写でわざと「WHAM!」とか「BLAMM!」みたいな擬音を混ぜたり、悪趣味な音楽がいただけませんでした。
2014.5.23
リビー・・・が主役?
全般に隠語が多すぎ。
アメリカ人てみんなそうなんかと思ってしまう。
コメディとしてみれば殺し方や殺され方が残虐、アクション映画とみればアクションはさえない。
あれだけ人を殴っているのにいつまでも警察に捕まらないのはアメリカのポリスがぼんくらなのか?
クリムゾンボルトがフランクとわかり捕まえに探りに行って殺された刑事、一人で捕まえに行くか?あほかと思った。
面白くなっていったのはリビーが登場してからかも。
フランクの命を救ったのに殺されてしまったのにはがっかり。
リビーは死んだらあかんやろ
他の視聴者が結構「キックアス」と比べているのでいつか見てみたい。
ところでサラは麻薬を断ち切れたのか?そうでないと誰も浮かばれません。
トロマの血筋
少しのB級感とエロ、グロを大衆向けにしながらも容赦無い暴力描写とフザけた雰囲気を漂わせ、不謹慎ギリギリにトロマ魂を忘れないジェームズ・ガン。
スコセッシの「タクシードライバー」を遊び心満載にアメコミ風味で撮ったみたいな、主人公のフランクがトラヴィスとやっている事は変わらない??
劇中で流れる「GodKnowsMyName」がジョー・ストラマーの歌声に激似、TheMescalerosの曲かと思ってしまった!?
エレン・ペイジがかわいい!
前に一度みたような気がしたが、ストーリーが全く記憶に残っていなかったので、今回見たのが、なぜ記憶にのこっていなかったのか、その理由がよくわかった。おもしろくなかったからである。でも途中でやめずに最後まで見たから、まあまあということかな。監督のジェームス・ガン(だっけ?)はこの後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやらアベンジャーズ・エンド・ゲームやらをつくったみたいだが、どれもまあまあ。どの作品もまあまあというのは、もしかしてすごいことなのかもしれない。
最初はテンポ良くてリビーがイかれた感じのキャラで面白いと思った。キ...
最初はテンポ良くてリビーがイかれた感じのキャラで面白いと思った。キックアスに似たかんじ。でもリビーが死んでからはバッドエンドなのにハッピーエンドっぽく終わらそうとするかんじが嫌いだった。リビーを生かしといたほうが無理矢理ハッピーエンドっぽくしなくてもハッピーエンドになると思った。
ポンコツヒーローもの
「キックアス」と共に「ポンコツヒーロー」ものというジャンルを確立させた異色作。
この作品の方が、中年小太りのおっさんだし奥さん寝取られてるし、哀愁の纏い方は「キックアス」とは比べ物にならないし、バディである女の子はこちらでは見事な最期を迎えるし、救いようが無い。
唯一「キックアス」より優っているのは、悪役がケビンベーコンである事。
やはり彼には悪役がよく似合う。
「キックアス」好きなら観るべきでしょう。
ヒーローの現実
冴えない中年男が奥さんを取られ屈折した考えからヒーローを目指すが、現実的にヒーローをやるとこんな感じになるだろうなという感じ。
鈍器のようなもので殴り、なにかが起こるのを待つ。
なにかと比較されるキック・アスのように主人公に感情移入できるようなものはなく、ひたすら危なっかしい。
相方の女の子は見てる分にはかわいいが、極端な正義感が行き過ぎて2人とも完全な危険人物と化している。
現実的なヒーローなのに後半、悪役退治シーンはアメコミ調でなんとも皮肉なシーンとなってる
相方の女の子と結ばれるなんて俺なりのハッピーエンドを期待したが、まさかの途中退場!
びっくりしてエッ!!って声でたわ。
ラストはそれなりに主人公は満足気だが視聴者サイドとしてはそれでいいのかって言うもやもやした気持ちのみが残った。
面白い面白いと見た人からの感想を聞いていたのでようやく視聴したが至って普通。
ケビンベーコンの小狡い悪役ぶりは良かった
.
自宅(CS放送)にて鑑賞。『キック・アス('10)』の或る種の亜流。如何にもと云うオープニングタイトルのアニメは良いが時間と共にプロットを含めた作りの粗さが目立ち始める。ゴア描写も下品で中途半端。愛すべきキャラ“リビー(ポルティー)”のE.ペイジがキュート。“サラ”のL.タイラー、最近のこの人は魅力が無い。刑事殺しや成り行き任せなクライマックスの大暴れでも逮捕出来無い無能な警察。そして度重なる暴行と殺人にも関わらずお咎め無しでフンワリ迎えるラストと云う陳腐なヒロイズムに大きく首を傾げた。50/100点。
・“ジョック”役、贔屓のK.ベーコン、身体を絞ったと云うより、窶れた印象で驚く。“エイブ”のM.ルーカー、燻し銀の存在感で忘れ難い演技。脚本・監督のJ.ガン、劇中劇『ホリーアベンジャー』の“デーモンズウィル ”役で出演している。亦、“トビー”を演じたS.ガンは監督の実弟。
・鑑賞日:2013年3月4日(月)
本来のジェームズ・ガン
面白かった。
キック・アスより前の作品だと思ったら
後の作品だった。
それもメジャーにいまいちなれない要因なのかしら?
キック・アスの元ネタだと思って見てたから、
これパクられてんじゃん!と思ったけど、
キック・アスの後作品と言う事は、
キック・アスがヒーロー化され過ぎてることに対しての
ジェームズ・ガンなりのアンサーなんじゃないかな?
と思えました。
僕もヒーローって正しい存在として肯定的にしか
描かれてないけど、
悪人に対してやってることは復讐と言う名の暴力だし、
変身と言う名の変装はヤバい奴だと思ってたので、
そう言う点では、これぞヒーローって感じで
皮肉が効いてて楽しかった。
マーベルもよくコイツにガーディアンズを撮らせたな、
と思いました。
もっともリアルなヒーローはエレン・ペイジだった。
あの頭のおかしさこそヒーローのマインドじゃないのかな?
そしてヒーローの末路も救いはないけど、
あれで正しいと思いました。
主人公はもう頭の回路がやば過ぎて、
映画だから笑えたけど、
近くにいたら一番怖いヤツだった。
シャラップクライム!
行列に割り込んできてた奴の頭をカチ割るシーンは声出して笑った。
ボルティーにすっかり魅せられたし、なんかやるたびに大爆笑した。カギ爪を見てはしゃいだりとかアホかわいい。やってることは酷いのに無邪気でなんか可愛い。いきなり死ぬとは思わなかった。
「悪に立ち向かう心が人をヒーローにする」は超名言
だめ男が奮起して妻を取り戻すハートフルな展開を期待してたのに、無用...
だめ男が奮起して妻を取り戻すハートフルな展開を期待してたのに、無用にグロテスクな暴力描写がたくさんあって最悪。一言でいうと悪趣味。妻にリブタイラー、相棒にエレンページ、間男にケビンベーコン、キャスティングは好みなのに残念。2点
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