「アラブなギャロ」エッセンシャル・キリング 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
アラブなギャロ
自身の監督作品「ブラウン・バニー」から音沙汰がなかったヴィンセント・ギャロの主演作、しかも劇場公開でイエジー・スコリモフスキ監督でありヴェネツィアで賞も獲り、ギャロの俳優人生でここまで評価されたのは記憶にない、しかも一切喋らずなセリフ無しで。
雪が積もる真冬の中、様々なトラブルも何気に回避しながら待ち受ける過酷な状況、一番心配になる素足での逃走も気が付けばブーツを拝借し、兵士含めて七人は殺している残酷さ!?
母乳は大人でも十分な栄養源になるのか、ギャロらしい演技を見せ付けられた。
初公開時、フォーラム仙台にて初鑑賞。
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