「オーソドックスなホラー」インシディアス いちごだいふくもちさんの映画レビュー(感想・評価)
オーソドックスなホラー
オーソドックスな幽霊屋敷的ホラーにちょっぴりひとひねりした感じの映画。効果音の使い方により、びっくりはするのですが、怖さは全くなかった。
無駄な前起きなく、引っ越してきた屋敷で次々と奇妙な現象が一家に起こる!というの屋敷物ホラーお決まりパターン。といっても、一家の長男が急に眠りから覚めない植物人間状態になっているというところが物語りとしてのミソになっております。幽体離脱癖のある息子が体に戻れなくなってしまい、魂が抜けた肉体を悪霊が奪い合っているという。なんとも奇妙な展開に仕上げてきました。
観ていての途中で思ったのが、この展開『ポルターガイスト』に似てるんだよなぁ。あちらは、母親が霊界に閉じ込められてしまった子供を助けるため異次元に入っていくのですが、本作は、父親が幽体離脱して異次元に入り息子を探すという展開なので、一緒なんだよね。
その異次元での出来事も中途半端きがします。ボスキャラてきな悪魔もなんだか分からなかったし。盛り上がりにかけた。ラストはとってつけた感じのハッピーからのどんでん返しですし。個人的に周りの評判程の面白さではなかったです。
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