劇場公開日 2011年10月28日

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「この“非現実的な部分”が いい」ミッション:8ミニッツ Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5この“非現実的な部分”が いい

2011年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

フィクションなのは明らかですが、この非現実的な部分と 現実とのリンクの仕方が面白い☆ ちょっとクドいかなぁと思ったりするけれど、実はね…の部分で ショックと、切なさと、“やったぜ!”な気分も盛り込まれていて、この間 観た“恋愛映画”より おすすめです。

列車を爆破させた テロリストを捕まえるため、スティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)が、ある装置で時空を超えて 過去にさかのぼる。 乗客の一人・ショーンの意識に入り込み、(実際には)爆破されてしまう列車内で 捜査をするのだが テロリストを特定できず、再び爆発の8分まえに戻って。。。という流れ。

スティーヴンス大尉&意識の中で ショーンを演じた ジェイク・ギレンホール。 なかなか よい演技をみせてくれました☆ ちょっと強引なストーリーの流れでしたけど、ジェイクの良さも アピールされてたし。 セクシー度をおさえても、泣き顔キュートな ジェイク♡ ファンの方、必見です!

列車の中でショーン(ジェイク)と一緒にいる女性・クリスティーナを演じた ミッシェル・モナハン。 何度もおなじセリフで 疲れたでしょうね、でもショーンとのやりとりが自然で そのギャップが ストーリーを盛り上げていたとも言えます。 『デュー・デート』より 良かったです。

スティーヴン大尉をリード(操作)する グッドウィン大尉を演じたベラ・ファーミガ。 見始めは、何で(士官っぽっくない)彼女を 配役?と思ったのですが、後半はなるほど、、と納得。 オスカーノミネートの実力を 見せていただきました、敬礼。

ちょっと曲げて見ると 『ア〇ター』な感じもするような…ですが、こちらの方が 現実的…いや、どちらも非現実的ですね(笑) でも、この 非現実的な部分がいい! 大作やシリーズ物を観るときの 休憩として、この作品はお勧めです。

P.S. 「頭の体操」にも なりますよ☆

Blue