リンカーン弁護士のレビュー・感想・評価
全45件中、21~40件目を表示
マシューの演技が光る
弁護士って怖いかも
法廷ものとして良作
結構面白かった。
犯人を一度無罪にして、また逮捕ってのは、
映画ではたまにあるような気もするけど、
一つの法廷で同時にそれらをアクションしたのがなかなか良い。
法廷ものでよくあるパターンの
依頼人が極悪人パターンで
弁護士はどうするのか系。
どんな技を使い正義を行うのか、
という展開で、それなりにわくわくする。
フランクの死はどうなんだろうと、
フランクが情報を得たことを察知するの早すぎじゃない?
どんな情報網を持っているのか。
穿った映画を見てきたせいか、
ルイスの母親が暴行された事件、
これも嘘なんじゃないかとか、
ルイスが絡んでるんじゃないかとか、
想像してしまった。
どうもやばい家系系の映画に引っ張られている。
邦題が不味い
Hospital, not a morgue. マシュー・マコノヒーのちょいワル弁護士
普通に面白いマシュー・マコノヒーの法廷サスペンスです。マシュー・マコノヒー渋いですね!カッコいいわ~。あの独特な声が良い。もともとロースクールに行ってただけあって、裁判のシーンに説得力があります。
けっこう早い段階で殺人事件の真犯人がわかるんですが、犯人がわかってからがこの作品の本番と言っても過言ではありません。上手く作ってあるもんですね!
なんだかんだでマリサ・トメイもいい年齢になったもんだなぁー。超絶美人ではなくても「いい女」ってカンジですね。ウィリアム・H・メーシーもいい味だしてますよね。
不思議と緊迫感は薄めですが、ストーリー展開が面白い良くできた裁判物でした。これでマシュー・マコノヒーのキャリアが復活したのも納得です。ところで・・・続編は立ち消えになっちゃったのでしょうか?
Mマコノヒーが見事にハマった映画
「評決のとき」弁護士も良かったけど
今回の弁護士もかなり良い。
元妻役のマリサ・トメイも相変わらずイイ感じ。
音楽・映像もGOOD
最後、暴走族がやっつけて終わりってのが
イマイチ納得いかないけど
全体的にオススメ。
期待より‥
最高ランクのサスペンス
こんなに面白いなんて思わなかった♪
マコノヒー復活の起爆剤としての評判は事前に聞いていたけどさ、それ抜きにしてもこの作品って本当面白いんだよね。弁護士ものってあまり見たことないから、どう見ていいのか分からなかったけど、そんなことがどうでもいいぐらい時間があっという間に過ぎてしまった!
ちょっと地味ではあるけれど、刺激が欲しい人はお薦めの映画ですね♪
スマートでインテリでちょいワルな魅力たっぷりのマコノヒー弁護士!
良作への出演続き、遂にオスカーも受賞、見事再ブレイクしたマシュー・マコノヒー。
その再ブレイクのきっかけとなったのが、本作。
高級車リンカーンの後部座席を事務所代わりにし、ロスの街を仕事を求めて歩き回る弁護士ミック。
マコノヒー+弁護士と言うと、言うまでもなく脚光を浴びた「評決のとき」や「アミスタッド」を思い出す。また本人もロースクール出身。
しかし、かつての正義感溢れる熱血弁護士の姿はそこにない。
金の為なら、時に汚い仕事や不条理な方法も厭わない。
ちょいワルな感じと変わらぬスマートなインテリの感じが絶妙にマッチ。
あの嘆きの溜め息が何度も出続けた駄作への出演は、このやさぐれ感の為だったんだ!…と自分を納得させた。
決して品行方正な弁護士ではない。
が、根は熱い善の闘志がみなぎっている。
円熟した今のマコノヒーだからこそ出せた魅力。ハマり役。
婦女暴行の容疑をかけられた御曹司の弁護を引き受けたミック。続けていく内に、過去に担当したしこりが残る事件との類似点に気付き、罠にはめられた事を知る…。
本格的な法廷サスペンス。
知的でもあり、サスペンスフルでもあり、骨組みもしっかりしていて、見応え充分。
マリサ・トメイ、ウィリアム・H・メイシー、ジョン・レグイザモ、マイケル・ペーニャ、ブライアン・クランストン…脇を固めたのは個性的な面々。
とりわけ御曹司ルイスを演じたライアン・フィリップが出色。いけ好かない感じを上手く出している。ティーン向け映画に出ていた頃を思うと、キャリアを向上させたもんだ。
運転手役のローレンス・メイソンも出番は少ないが好印象。
それにしても…マイケル・パレを久し振りに見た!
魅力的な主人公に面白いストーリー…これはもう問答無用で続編希望!
TVドラマ化されるとか。
じゃなくて、マコノヒー主演の映画で!
だって、リンカーンを颯爽と乗り回し、少しダーティに活躍するマコノヒー弁護士の姿がまた見たいではないか!
マコノヒー復活の作
弁護士、ミック・ハラー。
決してエリートじゃない。普段はチンピラ達の事件を担当して小金を稼ぐ。
そんな弁護士の所へ、金持ちのお坊ちゃんの事件が持ち込まれ、話は予想外の方向へ展開していく…。
派手なアクションがある訳でもない。社会の巨悪を倒すっていう壮大な話でもない。
だが、何故だかとても面白い。
ちょっと古臭い雰囲気がイイ。昔のテレビシリーズ観てるみたいな感じ。
八方塞がりの主人公、どう決着をつけるんだーとハラハラさせながらラストまで引っぱる。
主人公の弁護士演じるマコノヒーがイイ。
弁護士という立場上、法廷では感情を表に出さない。が、観客は彼がハラワタ煮えくり返っている事がちゃんと分かる。押さえているけど、上手い。
その他、マリサ・トメイ、メイシー、ジョンレグ、マイケル・ペーニャなど、共演陣も渋くて豪華。運転手役のローレンス・メイソンも、なかなかいい味。
—
2011年、本作に出るまで、マコノヒーは低迷していた。2年くらい映画に出てなかったと思う。似たような役ばかりくるのでオファーを断っていたらしい。本作出演後、彼は怒濤の快進撃を見せ、『ダラス〜』ではアカデミーも取った。本作は、マコノヒー復活のきっかけとなった作品の一つなのかもしれない。
(本作と全くテイストが違うが、マコノヒー2011年の出演作『キラー・スナイパー』での怪演も面白かった。)
—
個人的にちょっと残念だったのは、この『リンカーン弁護士』、最初はトミー・リー・ジョーンズが監督するとアナウンスされていた。マコノヒーが出演を決めたのはそこらへんにも理由があったのではないかと思う。
トミリーの監督作(『メルキアデス〜』『The Sunset Limited』)が好きなので期待していたのだが、気付いたら別の監督さんになっていた。トミーリー版の『リンカーン弁護士』もちょっと観たかったなあと思う。
そんな個人的な願望はともかく、本作、なかなかの佳作だったと思う。
チョイ悪なマシュー・マコノヒー弁護士
マシュー・マコノヒーのチョイ悪弁護士っぷりをこれでもかと見せつけられた序盤は正直何度か睡魔に襲われてしまい、これは評判に反してハズレ映画かも?と思わされたものでしたが、物語が動き出してからは息を呑む展開に終始惹きつけられっぱなしでした。
何度かピンチに陥りつつも最後は爽快なラストを迎える展開は、まあよくよく考えればこのジャンルの定番中の定番ではありましたが、法定物・サスペンス物のツボどころは余すことなくしっかりと押さえられていましたから、鑑賞後の満足感は確実に得られる映画だったと思いましたね。
現在の事件と過去の事件がリンクして、正義とは、司法とは、弁護士とは一体何なのかを問いかけるような作風になっていたのも、物凄く好感が持てた要因の一つでした。
司法、法律、法定の裏では様々なものうごめいていて、単純に正義や悪で片付けられるものじゃないのは重々承知ですが、志だけはこうあって欲しいものだなと・・・強く思わされましたよ。
その割に堅苦しい感じではなくしっかりとチョイ悪ぶりも発揮されてましたから、そんなギャップで楽しめた映画でもありましたね。
今までマシュー・マコノヒーはそれほど好きな俳優ではなかったですが、こう言う演技もできるなら、今後は円熟味を増したマシューがどんな演技を見せてくれるのか、注目してみたいです。
それにしても、マシューの親友役を演じたウィリアム・H・メイシーは相変わらずいい味出してたな~。
あぶない弁護士。
最近の映画館、ポスターやチラシには、あっちでもこっちでも
リンカーン、リンカーン、と書かれてある。
それでこの大宣伝されていなかった作品も、私的に勘違いし^^;
リンカーンとは歴代大統領のことかと思っていたら、あらまぁ
これは高級車のことだったのね(よくチラシを見なさい、ですが)
原作はまったくの未読。
日本での公開前からすでにアチラでは続編が決定したという、
エ!そんなに面白いの!?という感覚で観に行った。
結果。すごく面白かった!久々に面白い法廷劇を観た気がする。
とはいえ、正攻法的な弁護士ではないので^^;捻りが効いている。
何しろその、リンカーンの後部座席を事務所にしている、っつー
あたりからして、コイツただものじゃないな。の匂いがプンプン。
胡散臭い事件を担当しサラリと司法取引に持ち込み、高額報酬を
手にしてきたやり手弁護士が今回挑むのは、資産家の御曹司が
引き起こした女性殴打事件。
依頼人のR・フィリップが、胡散臭さプンプンの出で立ちと演技で
冒頭から怪しさを怪演、これは一筋縄でいかない事件になりそうだ
と、私たち観客も気付き始めるのだが…。
法廷劇といえば大ドンデン返しの面白さが傑作の「情婦」がベスト。
「評決」や、今回のマコノヒーでいえば「評決のとき」もあったけど、
このヒトもともと弁護士志望だったそうで…^^;どうりで巧いわけね。
クライマックスの法廷劇(内外)はかなり観応えがあって面白い。
この主人公・ミックが拘るのは、無罪ではない。無実かどうかである。
父親の遺言が、真実が無実な者を苦しめてはいけない。なのだ。
今回の依頼が4年前の事件とリンクしミックを窮地に追い込んでいく。
と同時に、弁護士としてどうあるべきかを本人に改めて問うのだ。
ミステリーでありながら、けっこう軽快に物語は流れる。
グダグダした主人公の悪癖もしっかりと描かれ^^;、この男はまったく
結婚に向いていないことまでしっかりと分かる(M・トメイよく耐えてる)
弁護士をひとりの人間(ダメダメな部分まで)として描くことで、
内外の差というか、裏表やトラウマが露呈されるので、この男が今後
かなり苦しめられることは容易に想像でき、しかしそれをどう打開する
かが面白さのポイントになるぞ、とかなりワクワクしてくる。
どう見ても綺麗でスマートなタイプの弁護士じゃないから余計にねぇ。
だって仲介するのがJ・レグイザモ。って、すでに危なすぎるじゃん^^;
ネタバレしたらきっと面白くないので、予備知識なしで観る方が正解。
どうしようもないチンピラどもを彼がどう使うのか、乞うご期待。
(久々にずっと前のめりで鑑賞。早く続編が観たい!シリーズ化してぇ)
全45件中、21~40件目を表示