劇場公開日 2012年7月14日

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「なにこれ、おお〜!」リンカーン弁護士 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5なにこれ、おお〜!

2020年8月18日
iPhoneアプリから投稿

一言「こんな裁判物、初めてかも!」。

裁判物というと、検事が被告を暴き、弁護士は依頼人を守り抜く。
そんな感じが多い。

冒頭札束を数え、お抱え運転手付きで移動し。
ちょっと悪っぽい連中と取引をして、仕事を進めていく。
どこか胡散臭い主人公弁護士。大丈夫か、この人と思いながら見ていくと。
これがどうして、どうして。

今作のキーワードは「秘匿特権」。
弁護士と依頼人が交わしたやりとりを秘密にし、裁判の証拠から外すことができる権利。

中盤で依頼人の本当の顔がわかります。
でも弁護士は、それを法廷で明らかにすることができない。
スタッフが殺害されたり等、追い詰められていく弁護士。
さあどう裁判に臨む?。

後半からぐいぐい引っ張られました。
いろんな伏線が、「あ、ここでそれ出すのか」と膝を打つこと多々ありました。
好きだなあ、こういう展開。変化球風で。

ウイリアム・H・メイシー、マリサ・トメイ、ジョン・レグザイモ。まだいろんなサブキャラが。
いい仕事してました。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「あなたは謎だ。どっちの味方?」。

ゆき@おうちの中の人
かせさんさんのコメント
2023年10月5日

敏腕というより辣腕、法廷物というより弁護士物という身近な仕事が描かれていて、楽しめました。

かせさん