「妙な驚きと納得」スリー☆ポイント re☆viewさんの映画レビュー(感想・評価)
妙な驚きと納得
地元で生きるラッパーからエピソードを抽出して描かれた京都編は切れ味がよく、ストリートの息吹が匂ってくるようだ。
監督山本政志がカメラ片手に乗り込んだ沖縄編では、沖縄の街や人、木々そして基地などが山本政志の持つ独特のテンションを反射している。
東京編『switch』では村上淳、蒼井そら演じる背景不確かな男女の恋愛が東京のバーチャルな空間とシンクロし、異様な世界へと見る者を誘っていく。
京都・沖縄・東京。その三つの世界が入り混じる編集がまた妙。
コメントする