劇場公開日 2012年4月28日

「良い原作とそれを無にする追加要素」テルマエ・ロマエ あんたっちゃぶるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0良い原作とそれを無にする追加要素

2012年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

単純

純粋に上戸彩がいらない。気持ち悪い追加ストーリーもいらない。
原作者が捻じ込んだのかフジが捻じ込んだのか電通が捻じ込んだのか定かではないが、原作通りに作るだけでB級娯楽大作として成立するであろう作品を迷作に仕立て上げる才能は感服するばかりである。
使いたい人ありきで話を作るからこういうことになる。
阿部寛はハマり役。原作ファンも満足させることができると思う。だが、それをゼロにしてしまう程の恋愛三文芝居に席を立とうか一瞬迷ったほど。
ファンの人には申し訳ないが、上戸彩が出ている部分を全部カットした方が作品として面白いと思える。

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あんたっちゃぶる