「ネタバレCMがなければ・・・!」テルマエ・ロマエ BadMedicineさんの映画レビュー(感想・評価)
ネタバレCMがなければ・・・!
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なかなか笑えて、最後に泣けるよい映画でした。
ただ、CMで笑いのツボを出しすぎで、実際劇場でそのシーンを見てもやや笑いに新鮮さを欠けていた。
ネタバレするCMがなければ・・・大爆笑間違いなしなのに残念!!
主演の阿部寛、上戸彩はもとより、銭湯や温泉に出演しているじいさま達は、なかなかいい味出しててとても良かった。
あれは演技なのか素なのか分らなかった。もし演技ならスゴイ!
ストーリーでは、長い前置きがなく、序盤でルシウス(阿部寛)が早くもタイムスリップして、現代銭湯のノウハウを古代ローマで再現していくなど展開が早く、終始飽きることがなかった。
単行本などの事前情報なしに見たため、最初は単純に古代ローマの大衆浴場に現代浴場のノウハウを注ぎ込んでゆくだけのストーリーと思っていたけど、それだけじゃなく、主人公が起こした歴史改変の危機を主人公とその仲間たちが正すため奮起するストーリーであり、終盤に泣ける展開も用意されていたことが良かった。
最後に何かオチがあると思っていたけど、やっぱりあった!
ルシウスの史実説明で「彼の資料は少なく、その後の消息などは不明」(うろ覚えで表現が異なりますが)と表示された時、最後にまた現代にタイムスリップして終わるんだろうなと思っていたら案の定。
でもこれはこれで良かったと思いました。
同じ日本人でも、古代ローマ人演じる阿部寛などと平たい顔族とのギャップが笑えた。
特に上戸彩ちゃんの平たい顔族がとっても適役、でもって可愛かった。
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