「Thermae Romae:ローマの銭湯」テルマエ・ロマエ HILOさんの映画レビュー(感想・評価)
Thermae Romae:ローマの銭湯
昭和から普通にある銭湯がローマ帝国の銭湯設計技師にはまるでドラえもんのひみつ道具のように映る所から作品が幕開け。銭湯にある当たり前過ぎる光景がそんなに感動するものかと思う。ホテルの大浴場ならスタイリッシュだが下町にあるような銭湯なんてとてもじゃないが行く気になれない。銭湯なんだから清潔に決まってるがイメージとして無理(苦笑)。ちなみに温泉法に基づいて経営される温泉と公衆浴場法に基づいて経営させる銭湯、日本列島は法治国家だと実感する瞬間ですね。
日本のコメディーも上手くなった(面白くなった)と思わせる作品。阿部寛にここまでコメディアンとしてのセンスがあるとは思わなかった。残念なのはエンディングでの 市村正親扮する皇帝の決め台詞。これが日本映画らしい悪趣味なのが残念(そう簡単には変わらないか)。独断と偏見の濃い顔リスト 松本潤・長瀬智也(ジャニーズ事務所)、平井堅(アーティスト)、ゴリ(お笑いタレント)、本並健治(元ガンバ大阪GK)、石原良純(俳優)、鈴木亜久里(元F1)、藤岡弘(俳優)、その他。
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