モテキのレビュー・感想・評価
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いまどきの恋愛は三十代!とはいえ2時間は長い…
おおっ!?と思ったのは、主人公が三十歳越えという設定。年下〜年上のヒロインたちも三十前後…というわけで、恋愛映画=若気の至りな十代二十代、という時代は去りつつあるのかな、と感じました。(同時封切りの「セカンドバージン」を意識しているのかも?)
取り上げられているサブカルは、主人公たちより(たぶん)上めの作り手世代の心を多分にくすぐります。ちなみに、私はあれからオザケンを久々に聴きまくっています。「岡村さん」がたびたび丁重に登場する点も、たまりませんでした。
…と、遊び心いっぱい、くすぐられどころ満載、のわりに、二時間が長く感じられます。斬新なつくりながら、いまどき日本映画の宿命を脱せなかったか…と少し残念です。例にもれず、起承転結の起承まではテンポよく突き進みますが、結が見え隠れし始めるとたんに失速…。テンポ重視で90分程度に収めないならば、仲さんや真木さん演じるヒロインたちを掘り下げ、もっと絡ませると面白くなったのでは、と思います。二人とも魅力的だったので…通過だけでは惜しい!
個人的には、「男ってばかだよね」と同じくらい「女ってばかだよね」と異性同性ともに明るく言える「女子版モテキ」を希望します!数段ハイレベルになる分、かなり面白くなるのでは、と…。
墨田がるみ子に言った 「どう、オレのセックス、正確だったでしょ?」 「るみ子さんはもっといろんな人とセックスした方が良いよ。」
動画配信で映画「モテキ」を見た。
2011年製作/118分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2011年9月23日
森山未來(藤本幸世)27才
長澤まさみ(松尾みゆき)24才
麻生久美子(枡元るみ子)33才
仲里依紗(愛)22才
真木よう子(唐木素子)29才
赤堀雅秋(吉野家の店員)
新井浩文(島田雄一)
金子ノブアキ(山下ダイスケ)
リリー・フランキー(墨田)48才
マンガが原作
ドラマ版は見ていない。
ドラマの視聴率を見る限り大きな数字ではなかった。
これは2025年の今から14年前の映画。
映画の方はけっこうな興行収入を稼いだようだ。
藤本は墨田の会社のニュースサイトのライターとして正社員になっていた。
藤本はツイッターで偶然知り合ったみゆきと意気投合する。
みゆきはすごい美女で、
ひょっとしたら藤本に気があるかもしれない。
口移しで水を飲ませるシーンはちょっとドッキリした。
藤本は数週間をみゆきたちと仲のいい友人として過ごした。
前半はおもしろくて何度も大声を出して笑った。
藤本はみゆきの友人、るみ子に告白をされた。
そして藤本はるみ子と一夜をともにする。
るみ子を好きになろうと思う幸世。
しかし、藤本はみゆきへの思いを断つことができない。
藤本はるみ子を振ってしまう。
自暴自棄になったるみ子は墨田とも一夜を共にしてしまう。
墨田がるみ子に言った
「どう、オレのセックス、正確だったでしょ?」
「るみ子さんはもっといろんな人とセックスした方が良いよ。」
るみ子の悲しい心情が描かれる。
見ているオレの心も揺れた。
ここまではモテモテだと思われた藤本だが、
みゆきの心は別の男にあった。
みゆき「幸世くんとじゃあ、私が成長できない!」
なるほど、そういうことか。
ラストシーンは個人的にはちょっと安直かなという気がする。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
アホくさい
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モテなかった主人公が4人の女に次々にモテる感じになる。
そして長澤を本命としていたのに、その友達の麻生と肉体関係を持つ。
長澤は妻ありの有名ミュージシャンと不倫をしていた。
やがて主人公は長澤にフラれ、態度が曖昧なミュージシャンに切れる。
それで気持ちを入れ替えたミュージシャンは離婚を決意。
なのに主人公は長澤を諦め切れず、猛アタック。
そして結局結びついてハッピーエンド。
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色んな意味でズレてるなと思った作品。
大体全くモテへん主人公が、女をえり好みする点がまずないわ。
さらに、性にだらしない長澤をわざわざ好きになる理由も不明。
しかもミュージシャンに、長澤を大事にせえって切れるのも意味不明。
そしてそんな格好良いとこを見せときながら、結局強奪するのも意味不明。
しかも離婚までしたミュージシャンが、あっさりと引き下がるのも意味不明。
主人公が途中からドランクドラゴンの鈴木に見えて来たわ(場)
タイトルなし(ネタバレ)
都会で一人で暮らすエロ男。理性と本能が葛藤する心を視聴者に曝け出し、女性という憧れの対象へアプローチしていくストーリー。
魅力的な女優さんだらけのこの映画を観ない手はない。
音楽鑑賞するような気持ちで気軽に視聴出来るので、結局何度も観た。
自分の好きな映画を高評価しているユーザーからテキトーに選んで、トッ...
さすが大根監督
あざといけど恋愛強者男性に振り回される女性、メンヘラってしまう女性など、主人公の慣れてないっぷりもかなりリアル。
経験がなくてもがむしゃらにもがく主人公は見ていて清々しい。ここまで頑張れる男性って今いるんだろか、、
この作品きっかけで大根監督のファンになりました。男女のしょうもなさ、なし崩しな感じを描くのが上手すぎる。
格好悪いふられ方
昔、大江千里をださいなあと思っていた。
洋楽に傾倒していたから余計にそう思っていた。
十人十色という曲があってサビが思いっきり十人十色なんだわ。
大江千里といえば巻き舌(HOUNDDOGの大友康平みたいなやつ)とは違い日本語をはっきりくっきり、大口開けて歌う人だった。なんかキッズ向けに表情や身振り手振りを誇大にしているような人だった。
それが妙な感じでへんな歌だなあと思っていた。
だが今や大江千里はJPOPのレジェンドだ。
この映画でさいしょに心奪われるシーンは幸世(森山未來)が初取材に行った野外フェスでDQNかっぷるから思いっきり嘲罵されるところでベソかいて逃げ走るとき大江千里の格好悪いふられ方がかかるところ。
1991年の曲で映画の2011年からすると20年前の曲なのに、ましてや今の2023年からすると32年前の曲なのに、すごい新鮮にきこえる。と同時にモテキのシーンに書き下ろしたみたいにピッタリ合うのだ。やっぱ大江千里はすごかったんだ。俺はまちがってたよ。
それからPerfumeのBaby cruising Loveがミュージカルになるシーン。おそらく映画内PVとして類例のない完成度だしとうぜん森山未來もPerfumeもキレッキレだった。
──
モテキのwikiをみたら2008年から2010年までイブニング(講談社の漫画本)に掲載され、そこから多岐メディアへ広がったとのこと。
モテキはその言葉とともに大流行したがじぶんは原作漫画も未読で、この映画やドラマを見たのもずっと後年だった。
漫画は各話が実在する楽曲になっていて1が前述した格好悪いふられ方だそうだ。
映画の前後でテレビドラマも見たと思う。あまり覚えていないが松本莉緒が出ていたことはおぼえている。
ひさしぶりに映画を見て、今2023年だから2011年のこの映画から12年経っているが、時代感や俳優のポジションとかが、あまり変わっていないように感じた。りりィさんや新井浩文はいないけれど。
幸世は長澤まさみとツイッターを通じて出会うことになるんだが「お、水道橋博士から返信されてるスッゲえ」というセリフをなんとなく覚えていた。
それらのSNS周辺の社会背景(のあの頃と現在)にまったく進展を感じなかった。
余談だが真木よう子はこの鉄火肌上司のキャラクターがいちばん似合うと思った。
原作漫画もドラマも映画もそれぞれに訴えるものがあって面白くて好き。...
モテキは恋愛未満!!
ここで主演の森山未來に振り返ってみましょう。
職業は俳優、ダンサー。
今まで、ほとんど接点がなくて、映画もドラマも殆ど観てません。
いえ、「苦役列車」は観てました。
最新作の「アンダードッグ」の咬ませ犬ボクサー役が素晴らしくて、
出演作からこの映画をチョイスして観ました。
森山未來は「苦役列車」と「アンダードッグ」で、
キネマ旬報ベストテンの主演男優賞を2度も受賞。素晴らしい。
まだ36歳。意外と地味な印象の方ですね。
さて「モテキ」です。
2011年。監督:大根仁。
森山未來演じる藤本幸世は(金なし、夢なし、彼女なし)
そんな幸世にモテ期到来(襲来かも!)
彩る女優人はなんとなんと。
長澤まさみ。麻生久美子。仲里依紗。真木よう子ですぞ!!
羨ましすぎまっせ!!
うーん、2021年に観る映画としては時期的にも微妙ですね。
だって居酒屋で会食で大盛り上がり(今はさ、大勢でお酒とか、ダメじゃないですか、)
ライブでガンガン叫び、飛び跳ねる・・・とか。
キャバレーでお持ち帰りするとか、されるとか・・・(これは別に勝手かぁー、)
カラオケで女の子とデュエットとか・・・
仲間で馬鹿騒ぎ・・・みんなダメじゃん!!
羨ましい時代ですねー!
また来ますかねーこんな時代・・・
藤本幸世が絶対的にモテないのは、
あっちにふらふら、こっちにふらふら、
覚悟を決めない・・・からだと思うよ。
この女に骨を埋める・・・そう覚悟を決めないと、大人にはなれないのだと、
悲しいけれど思うね。私は。
久しぶりにAmazon primeで見た
モテない男の心の叫びそのままに
大好きな女優
長澤まさみさんと麻生久美子さん。
この二人が出てるから観れたもの。
モテない男を演じる森山未來。
終始心の叫びが劇中で入るが、男なら「そうそう!」と共感するね。
とにかくあの年頃はいい女を見つけりゃヤリたい気持ちがど真ん中。
映画としては可もなく不可もなし。
大根仁監督らしい遊び心たっぷりの作り。
やはり重用されるリリーフランキーさんの役所はサイコーだ。
確実なセックスが出来るなんて、男前〜😊
トンネルで泣き叫ぶ麻生久美子さんの迫真の演技は、33歳の女性の後の無さを切実に魅せる。
泣きながら喋るセリフは少し感動した。
長澤まさみさんの御御足は神々しい。
この後出演した都市伝説の女に続く生足悩殺はここからなのかとうなづいてしまう。
若いのに胸を鷲掴みにされる羨ましいシーンにも体当たり演技で臨むところ、さすがた。
結局、賞賛は2人の女優さん。
作品は話のネタ程度でした。
TENGAが友達なんじゃないの?
原作もテレビドラマも見ずに鑑賞。
ドラマからの映画化作品は必ずドラマ見てから鑑賞しているが、今回ばかりは仕方なく。
いやー、刺さりまくりだった。
非モテ男子にはズサズサくる。
偏見かもしれないが、この映画に共感できるのは圧倒的に男だと思う。
本当に恋は盲目で、好きになると僅かな可能性を信じて共通点を見つけようとしたり、自分でもキモいくらいに相手の動向チェックしたり。
Twitterやメールの反応で一喜一憂なんてのもわかりみが深すぎる。
自分はまだこの映画の入り口付近だから、きっとこれからモテキが来るんだよね⁉︎
やや中弛みしたけれど、J-popを多用したミュージカル調のテンポの良さも良い。
J-pop以外にも、胃もたれし過ぎない程のサブカル要素が心地良かった。
モテキ到来で多くの女性に振り回されるかと思いきや、結局みゆき一途なところも好き。
メインの女性は4人いるが、長澤まさみと麻生久美子の実質2人。
仲里依紗は出演シーン短いし、真木よう子は一瞬でも恋愛感情抱いたかすら不明。
もうね、長澤まさみが最高すぎる。
語彙力ないわ。はぁ。
大切な作品にしたい。
嬉しい時、悲しい時、辛い時。
何度でも観たくなる処方箋ムービー。
これはドラマも見なくては。
長澤まさみちゃん可愛すぎる!
何よりも長澤まさみが可愛い。容姿/経歴/実績/コミュ力がなくたってやっぱり男はモテたい。
古い映画ですが、長澤まさみが可愛いから見て!という友人のオススメがあり見ました。
セカチュー以来の長澤まさみと森山未來の共演がこんな形で実現してたんですね。
確かに、どんな感想よりも先にでたのは、長澤まさみが可愛い!ということでした。
これは好きになりますねーーーーー!
容姿や経歴や実績やコミュ力がなくたって男はモテたいのです。
いつだって、何歳になったってモテたいのです。
モテ期は3度あるという説があります。
そんなこれからの夢を見させていただいた映画でした。
そして、若干主人公と自分の雰囲気がかぶるので感情移入して見ていましたが、
好きになった人に彼氏がいて、容姿イケメン、経歴や実績もすごい、稼ぎも違う、世の中への影響力やコミュ力もすごい、というこんな状況だったら、心は折れるなと思います。
ただ、そんな森山未來にアドバイスしていた
「彼氏がいないって時は、世界中がライバル。けどな、彼氏がいる時はライバルはたった一人。」
この発想は面白いなと思うので、友人が悩んでいるときに伝えてあげたいと思います。
【”男とは聡明な女性達から様々な事を学び、成長する生き物なのである。”美しき女優陣にも魅入られる作品。森山未來さん、羨ましいぞ!と思ったが、私も小学生高学年以来ずっとモテキが続いてるなあ。(おバカ)】
■感想
1.モジモジ、ウジウジ藤本(森山未來)が、美しき女性達、みゆき(長澤まさみ)、るみ子(麻生久美子)、愛(仲里依紗)に”好かれて”・・。
・こらこら、長澤さんとそんな事するんじゃないよ!
・おいおい、麻生さんにそんなことを言うとは!
などと、イロイロと脳内で、突っ込みながら楽しく鑑賞。
2.職場の先輩、素子(真木よう子)から、”キビシク”指導されたり・・。
・キビシク指導されるなら、勿論、真木よう子さんが良いよね!
3.モジモジ、ウジウジ藤本の脳内の妄想言葉も面白く・・。
<大根仁監督の、ポップで、サブカル愛溢れる、SNSを前面に出した、当時、今までにない映画スタイルが面白かった作品である。>
■大根監督、エレファントカシマシの熱烈なファンなんだから、映画作ってよ。是枝監督も、プロデュースした作品があるし、山下敦弘監督だって、作っているよ!
一年前のTVドラマの1年後という設定
TVでは土居亜紀(野波麻帆)と付き合い始めたのに、人生で一番好きになった小宮山夏樹(松本莉緒)に惑わされていた幸世(森山)。結局は夏樹の姉と初体験して、そのままモテキを有効に使えなかった。一度に3人の女に振られてしまう結果・・・
TVでもモテキを表すために、中柴いつか(満島ひかり)とも関係しそうなほどモテていたわけだが、この映画でも子持ちホステス愛(仲里依紗)と一晩過ごす・・・酔っていたためセックスまでには至らず。
序盤はTVと同じような進行。カラオケのような映像やパフュームを登場させたミュージカル風シーンなど、同じことを繰り返すのかと思わせておいて、影の声が途中で無くなるほどシリアスに展開する。るみ子とセックスしてしまってから、みゆきに「るみ子とやった」と囁いたおかげで関係も悪化。こんなシリアスに描かれると童貞君の面白さが抜けてしまって、つまらなくなってしまう。みゆきにそんなバカな行動をするのも、第二童貞を抜け出した成長があったんだろうけど、人間関係においてはまだまだ。みゆきだって不倫してんじゃん!なんてのは子どもの言い訳だ。しかもるみ子を振ることも心理としてはわからない・・・まぁ、もっと暗くて、不細工だったらわかるけど(笑)
仲里依紗とのキスも無駄なエピソードのような気がする。麻生久美子が振られてから、リリー・フランキーとセックスするのも麻生のだらしなさを表現しているが、いつものようにヤリマンぶりを表してもよかったんじゃないか?
女の子の小悪魔ぶりが面白かったTVシリーズよりストーリーは面白くないが、キスシーンだけはエロさ満載。実際にあんなキスしてたら抑えきれなくなるだろうに・・・
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