「夫に共感」ラビット・ホール tom-tomさんの映画レビュー(感想・評価)
夫に共感
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子供を事故で失った夫婦がそれを乗り越えていく過程を描いた作品。
夫の方は死んだ息子との思い出を大事にしつつも、次の子を作ることも含めて、前向きになろうとしている一方で、妻の方は依然として悲しみに囚われたまま。しかもとても攻撃的。
そういった心境からの克服がテーマであるので、そのあたりの葛藤が延々と描かれている。
妻の気持ちもわかるのだが、やはりその後向きのままの態度には段々イライラしてくる。
夫の方に共感できるのは、やはり自分も男性だからか。
最後のパーティーのシーン、子供のいる普通の光景がこの夫婦が前に踏み出す第一歩。
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