「恋の難しさ、儚い物語」秒速5センチメートル(2007) ryuさんの映画レビュー(感想・評価)
恋の難しさ、儚い物語
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桜の花びらは秒速5センチ、ロケットは時速5キロ。
わずかな命を終え、平等な速度で地に向かう植物もあれば果てしない目的に向けて少しずつでも歩みを進める物体もある。
そんな世の中で人間の心は一センチも近寄ることができないこともあるし、恋は実らず散ってしまう。
それでも歩の進む勢いや方向などはそれぞれなのだから人の心と心が縮まらなかったり、失敗したりすることは決して悪いことではなく、普通だと感じることができた。
たかきが最後にみせた笑顔も、まぁ仕方ないだろということだと、考察する。
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