「教科書みたいな作品」おかえり、はやぶさ 覆面A子さんの映画レビュー(感想・評価)
教科書みたいな作品
子連れでも理解できるよう分かりやすく、
そしてリアリティを持って忠実に描かれていますが
大胆な演出やドラマティックな展開も取り立ててない
「優等生ながら杓子定規で淡白」な教科書映画…
…という印象が否めません。
見ていて渡辺謙さんのほうの映画はどうなのかな?って
少々気になりました。
おいおい比較してみたいところですね。
でも多分…レビューとかを見る限りにおいては
子連れで見るならこちらの方が分かりやすいかもしれません。
ちなみにこちらでは
謙さんの娘さん(杏さん)の方が出られていますね。
藤原達也さんの演技も、とても素晴らしく
むろん大杉蓮さん、三浦友和さんも実力派…
誰一人としてケチをつける人はいないのですが。
なんだろう?
ピアノで楽譜に、極めて忠実に音を奏でようとすると
減点もない代わりに、人の記憶にも残りにくいみたいな??
また
私は日本の3D映画を見たことがなかったので
今回においてはその点も、興味深かったのですが
確かにはやぶさが宇宙を漂うシーンなどは
絶大なる3D効果を感じたものの
取り立てて3Dで見る必要なかったかな?とも。
特に丸の内ピカデリーはアクティブシャッター方式で、
メガネが重いので(←鼻が低いから) しょっちゅう、ずり落ちるし
※(丸の内は子供用の3Dメガネの用意はありません)
もともとが暗いシーンが多いうえに
さらに画像が暗く感じたので、かなり目が疲れる結果となりました。
ちなみに最後まで頑張って(眠らず)見てくれた娘ですが
見終わったあとテストしてみたら惨憺たる有様でした。
母「はやぶさはどこへ行った?」
娘「らっこ…みたいな?」
母「い…がつく小惑星だよ」
娘「?????」
母「いと…がつく小惑星だよ」
娘「?????」
母「もう、いいよ!」
トロンをきっちり理解して、見終わった後
固有名詞をバンバンだしていた娘と
とても同一人物だとは思えませんでした。。