「不思議」ヒューゴの不思議な発明 Takashiさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議
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1930年代のパリ。父親の残した壊れた機械人形とともに駅の時計塔に暮らす少年ヒューゴは、ある日、機械人形の修理に必要なハート型の鍵を持つ少女イザベルと出会い、人形に秘められた壮大な秘密をめぐって冒険に繰り出す。単純な冒険物語だと思ったらもっと面白い作品でした。ヒューゴの出会った老人はサイレント映画の天才監督だったが今は引退して寂しく暮らしている。彼はサイレント映画で成功し、自分のスタジオまで持ったが戦争によって活動休止を余儀なくされ、フィルムは溶かされ靴底の材料にされてしまう。ところが、ある人物がフィルムを探し出して再び上映され喝采を浴びるのだった。
ヒューゴは物語の語り手で真の主人公はこの老人であると思う。
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