「変化球に"アクション風味"。」ハンナ 平田 一さんの映画レビュー(感想・評価)
変化球に"アクション風味"。
予告の印象とチラシから、アクション映画と思いきや、実は"自立"をテーマに包んだ、アクション風の家族ドラマ。エリック・バナの演じた役も、子供の自立を守るためにその身を捧げた義父に見えて、終わるときまでアクション映画にしては異質な感触だった。
なのでアクション映画というくくりで見たら、相当地味。だけどありふれたアクションに比べて、この映画は雰囲気含めて良い意味での異国感と英国風味が良い感じ!
ハンナ役のシアーシャ・ローナン、マリーナ役のブランシェットもこっちが考察したくなるほど、ミステリアスな感じが良い!
ただドンパチアクション好きには恐らく薦められないかな。人を選びそうだしね。
コメントする