「設定脚本が滅茶苦茶です。誰か止めなかったの?」DOG×POLICE 純白の絆 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
設定脚本が滅茶苦茶です。誰か止めなかったの?
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左遷された警官と警備犬が、連続爆破魔を追う物語。
映画の重さはないにせよ、前半は楽しめましたし、クライマックスへの期待を高めることが出来ました。
しかし、話が進むにつれ、テンションは急降下。
「観客を感動させよう」、「感動的なシーンを作ろう」が恥ずかし気もなく表に現れていて、興ざめします。
無駄に冷たい刑事課、警備犬を糾弾するTV報道、ヒロインの過去、同僚のプロフィール、そしてバディを組んだアルビノの警備犬。
そんなにテンコ盛りにされたら、盛られる度にゲップがでます。
主人公にも共感出来ません。
単独行動で刑事課の夢がかなわず、単独行動での失態でメンバーに大きな迷惑をかけた主人公。深く反省し謝罪して・・・でもラストでは単独行動。拳銃までぶっ放します。
あの謝罪はなんだったの?単なる身勝手で、無思慮な人って感じられ嫌悪感すら覚えます。
せめて最後はメンバーや刑事課と協力しながら犯人を逮捕して、あの反省を活かすラストにして欲しかった。
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