劇場公開日 2011年6月25日

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「楽しいし!面白いし!」ゲキ×シネ「薔薇とサムライ」 NAOさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0楽しいし!面白いし!

2011年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

舞台をデジタル録画して映画館で上映する、いわゆるゲキシネって言うのを実際に見たのは初めてだったんですが、これすごいですね!
舞台の映像と、そこに追加で情報をかぶせられたり、色んな映像を差し込んだりできるので、劇場で舞台を見るのとはまた別の楽しみがつくというか。
確かに映画としては高めですが、舞台としてはお安い。
この舞台、実は見たかったんですけど、実際には見に行けなかったので、こうして映画としてでも見れて嬉しかったんですが、聞きしに勝る面白さ!
天海さん演じる女海賊はため息が出るほどカッコイイし、古田新太は面白いし。
ロックのミュージカルでのりもいいし、テンションがあがります。舞台の内容としても、すごい色んな展開があって、意外な方向に話が転がっていって、えー?!って思うこともあり、笑ってしまうこともあり。
声を出して笑える作品です。
舞台はヨーロッパだし、登場人物も中世の貴族なんですけど、五右衛門が入ることによって、ちょっと和の雰囲気とか歌舞伎の見得みたいなものが、入れてあって、その五右衛門ロックな感じが新鮮でよかった。
天海さんの宝塚できたえたキレのあるダンスや歌も見所だし、彼女のコメディエンヌとしての才能はこの作品でも顕著になっています。
劇団☆新感線の舞台、前から見てみたかったし、大画面で見れてよかった!大満足です。

NAO