劇場公開日 2011年6月11日

  • 予告編を見る

「マシュー・ヴォーン王道をゆく」X-MEN:ファースト・ジェネレーション 俺の映画帖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5マシュー・ヴォーン王道をゆく

2016年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「キックアス」や「キングスマン」など
ブラックユーモア満載の映画を
撮っているマシュー・ヴォーンが、
王道のストーリーを監督した作品。

しかもX-MENというビッグネームだ。
一体どうなるのかと
期待半分、不安半分で臨んだ。

すると自分が持っていた
マシュー・ヴォーンのイメージとは一転、
落ち着いた雰囲気の映画に仕上がっていた。

昔ながらのスパイものと超能力ものが見事に
バランス良く融合されている。

そして
チャールズを演じるジェームズ・マカヴォイと
エリックを演じるマイケル・ファスベンダーの
キャラクターが良い。
この2人のカッコよさが
作品をグッと面白くしている。
ほんの一瞬登場するウルヴァリンには
ニヤリとさせられた。

しかし自分はやはり
人を殺しまくるブラックで軽快な
マシュー作品が好きだ。
X-MENではなく彼目当てで鑑賞したので、
そういう意味ではまずまずの出来だった。

FG