天地明察のレビュー・感想・評価
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先に死なない夫婦の約束
小説版と違う賛否があるけれど、最低でも半日かけて読む小説でも漫画でも、二三時間の作品にするのだから何に着目して映画版を作っているのか、という視点で見るべき。本作はエンターティメントとして、日本の暦を作り直す主人公と周りの協力する群像、主人公と伴侶のいい関係と細やかな愛情を中心に素直によくまとめたと思う。
キャストは超ベテランや実力派で脇を固め見事に調和していて隙がない感じ。宮崎あおいさんは東京メトロのCMで着目して以来ぐんぐんとステップアップ。この作品でも、不慣れな主人公に刀を差してあげる前半のシーンが気に入っていて、その後の展開を予感させ記憶に残る。事実とも重なり何とも微笑ましいいいシーンだ。
残念なのはふたつ。主人公の立場とかステータスが説明不足。お目見えで碁を指すし、藩主から命を受けたり、副将軍ともため口だけど、その格や生活は感じらえない。何様って感じ。関和算との関係や暦作成のプロセスの説明があまりに雑なので結局わからずじまい。解決するのは原作かな。
面白かった!
國學院大學博物館で「土御門家が観た宇宙- 江戸時代の天文観測」という企画展をやっていて、それを観た後ずっと探していてやっと観られた。
完全理系くんでもわからんらしいので、私などは雰囲気感じる程度ですが、それでも当時の色々がわかって面白かったし、ドラマ部分もしっかりしていたので見応えあった。
おすすめ!
あわなかった(^_^;)
ちなみに原作観てませんし・・・
たまたま、体調不良で会社休んで・・・。
BSNHKで観た訳ですが・・・。
ツッコミどころが満載で・・・。
最後の流れも無理やりすぎるし・・・。
ファンタジーなら良いんですが・・・。
人物への哲学も凄く浅い。説明台詞が多用されてる。
どう考えても・・・熟慮されずに演出されたとしか・・・
思えない箇所も・・・
※あくまで個人の感想ですが・・・。
まぁ・・・上映時期とか考えると
『あ~あ~言いたい事はこれで~!!』
光圀さんが言ってる内容なんだろ~けど・・・。
あまりに稚拙すぎて逆に白ける作品に・・・。
再現ドラマレベルの内容で長い!!
再現ドラマレベルの上面だけの内容で、2時間以上あってしんどいです。公家に形だけ妨害されますが、仕事をしている感じが全くせず、何が楽しいのか分からない映画です。
日本独自の暦を初めて作った安井算哲の話。幾多の困難を乗り越えていく...
日本独自の暦を初めて作った安井算哲の話。幾多の困難を乗り越えていく生き様を描く。
主演岡田准一が若く爽やか。妻役宮崎あおいとのラブラブ💓っぷりに注目。こんなお似合いのカップルいる?そう、これは演技ではなかったのだ。もう見てるこちらが小っ恥ずかしくなるほど(笑)本作、奇跡の恋愛映画とも言えよう。
惜しむらくはラストの盛り上がりが今一つだったこと。抱擁はいらんかったな。時代考証的にもあり得ない。違う表現で愛を見せて欲しかった。当時の2人ならできたはず(笑笑)
真田広之のナレーションも良し。吉岡里帆、どこに出てた?
歴史の勉強にもなる奇跡の恋愛映画、見るべきでしょう。
アクションをしない侍の岡田准一さん
見応えのある映画でした。
ボーと生きてきた僕にとって、暦なんて誰が作ったかなんて考えたことがなかった。
アクションをしない侍の岡田准一さんの演技も素晴らしかったですし、宮﨑葵さんの健気で可愛らしいこと。
命がけの改暦
岡田准一扮する碁打ち安井算哲は天体の謎に挑んでいた。今回は岡田准一得意な武道もなくどちらかと言えば明るくひょうきんな部類だね。その算哲に歩み寄って来たねが宮崎あおい扮する村瀬えん。算哲は碁は上様の前で打てる技量があった。算術も好んでやった。会津藩主に命ぜられ日本全国を回る事 になった。そして星好き、算術好き、謎解き好きが講じて 改暦総大将となった。暦にズレが生じてきたから改暦なんだね。命がけの改暦。ちょっと難しかったね。
先人たちの明察・努力、良き理解者に恵まれて誕生した「大和歴」に感銘❣
久し振りに素晴らしい時代劇を鑑賞。先人たちの明察・努力、良き理解者に恵まれて誕生した「大和歴」に感銘❣ 岡田准一はどんな役でもこなしてしまう凄い役者、キャスティングもいい(保科正之;松本白鸚(2代目)が圧巻❣)。武力を持たない朝廷がふんぞり返っていられたのは、日本独特の慣習❓
面白かった
原作が面白いと本を薦められて、読む前に映画鑑賞。
暦を作り上げた人の話など興味無くて、大好きな岡田准一君だからちょっと観るか程度で、期待せず観初めたら、
めちゃくちゃ 通快で面白い。 江戸時代にあの手この手で天体観測。おかげさま。カレンダーに愛を感じるまで気持ちは変化しました。岡田君助けてくれて、皆既日食、有難う。
横山君の僧侶も、他のキャストも クールで素敵。
ラブロマンス、師弟愛、ライバル愛、盛り沢山!!
原作、頑張って読みます。
うーん。今二つかなあ。
原作を見てから映画を見るとどうしても今ひとつが多いけど、これは今二つと言ったところ。
最近は原作より良いこともあり期待していたので、尚更残念。
岡田准一と宮崎あおいの映画になった感じでもったいない
とりあえず観ておいてよかった。
「たかが暦、されど暦」…。そうか。暦って大切なものらしい。
勉強になったし、わかりやすい内容で疲れない。ほっこり癒し要素もある。
岡田准一の表情豊かな生き生きした演技、宮﨑あおいの着物姿と笑顔がいいな。
残念なのは、所々、バックに流れる音楽が押し付けがましく感じられ、ない方がいいときがあったこと。
監督は「おくりびと」を作った人。なるほど〜この映画の雰囲気と似てる。
マニアックになりがちな内容を、一般の人にも受け入れやすい形にし、人間性とか暖かみとかを前面にして伝えてくれてる感じ。
シーンひとつひとつ、綺麗で味もあるのでそこそこ楽しめる。
家族みんなで観られる。こういう映画は沢山あってほしい。
数学と天空の摂理
何度もくじけそうになり、そのたびに立ち上がる主人公の姿に感動。
夫婦愛の描き方もよかった。それにしても“私より長生きしてください”って、素敵ではあるけれどエゴイスティックなラブメッセージだよね。
むかしPC9801が全盛だった頃、星座を画面に表示したり、太陽や月や惑星の運行をシミュレートしたりするソフトを打ち込んで楽しんでいたのを思い出す。今でもそういうアプリは比較的簡単に手に入ると思うけど、あまり欲しいとは思わない。たぶん当時は、有限な数式(プログラムコード)で太古から未来にわたる星々の運行を表せることへのわくわく感がまさっていたのだろうと思う。
まさにそういうわくわく感に満ちている作品だった。
江戸のBL
江戸時代にこんな話有ったのかと、勉強になる話。
安井算哲が今でも名を聞く囲碁の「本因坊」の絡みとか、
徳川光圀に目を掛けてもらってたとか、
関孝和との縁はホントかな?と思ったが、
関と安井の邂逅はBLに近いモノを感じて良かった。
岡田君の濃い顔は時代劇向きではないが、男気ある役は合ってる。
宮崎あおい、笹野高史、徳井優、横山裕、が良かった。
【気品ある夫婦を演じた岡田さん、宮崎さんの、お互いを優しく思い遣る、心温まる演技に心打たれた作品。】
ー 当時、夫婦役で共演したお二人は今や本当の夫婦に。
おめでとうございます。末永く、お幸せに。ー
・岡田さんは武士の気概を品のある形で演じることの出来る、当代切っての俳優の一人だと思うが、今作のような妻を気遣いつつ、自らの信念を貫く男を演じている魅力も素晴らしい。
・物語としても、飽きることなく観れる良作である。
・この映画を観た当時、(年齢層は高めだった記憶があるが)皆さん、満足げに会場を後にしていた記憶がある。
<この作品の気品を保っていたのは、宮崎さんが演じた妻の姿だった事には間違いない。
素敵な女優さんである。>
<2012年9月20日 劇場にて鑑賞>
暦がねぇ😊
この時代、暦を正す事がこんなに重要視されてる事がよーく分かる映画でした。
技術も道具も理論も充実していないこの時代で、ありったけの知恵、努力、仲間で立ち向かう姿に感動しながら観れました。
岡田准一さん、宮﨑あおいさんの大河ドラマ経験者
軍師官兵衛、篤姫が好きだったので、優しい目で見た事も事実。
酷評が意外と多く、相当高いレベルを求めてる方々が多いと思いますが、私は楽しく鑑賞出来ました。
最後は中々の緊張感でした!
エッ。。評価厳しいな
ビデオで観たんですけど、すごく面白かった。岸田一徳と笹野隆文のぽやーんとした感じで、行進してる空気感がほのぼのして癒されたり。一言で言うと安心して観てられる癒し映画。
あと時々ハッとする様な綺麗な映像にも満足。
雪の中、夜空と観測所、寺の静けさ。。
もう削除しちゃったけど、もう一回観てもいいかな。
映画の評価は人によって大違い。。相性みたいなのが強烈にありますね。
岡田君、演技が力入ってた。 常に叫んでてたイメージで演技が過剰な気...
岡田君、演技が力入ってた。
常に叫んでてたイメージで演技が過剰な気がした。もう少し自然体でもいいんじゃないかと思うけど、時代劇の映画って全体的にあんな感じだからいいのかな?
宮崎あおいが、やっぱり最強にかわいい。
天地明察でございます‼
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