劇場公開日 2012年3月17日

「パンツ柄でキャラを特定」ストライクウィッチーズ劇場版 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0パンツ柄でキャラを特定

2019年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 1945年、異形の存在“ネウロイ”との戦争を制して欧州ガイアを解放し、役目を終え解散した501統合戦闘航空団“ストライクウィッチーズ”。メンバーの一人である宮藤芳佳は戦争で魔法力を失い、故郷の扶桑皇国で医者になるべく勉学に励んでいた。そんな彼女のもとに医学を学ぶために欧州の医学校から招聘され、仕官を目指す元服を終えたばかりの服部静夏が護衛の任務につく。

 テレビシリーズもあるということで、設定や背景についていけるか心配だったけど、なぜだか感動してしまった恥ずかしさ。軍オタ向きのアニメなんだろうとたかをくくっていたせいもあって、好戦的な雰囲気にはなじめない序盤。しかし、主人公の宮藤はどちらかというと治癒魔法が得意な元魔女であり、501に入ったときも「戦争は嫌いだ」と宣言したというエピソードを聞き、興味を持ってしまったのだ。さらに、なぜだか皆から好かれている宮藤。軍の規律なんかは無視する自由気ままさに、最初は尊敬していた服部も呆れ果ててしまう。しかし、欧州留学することが知れ渡ると、かつての501の仲間たちがしきりに会いたがるほどの人気者。ますます興味津々・・・

 魔法力は無くなったけど、人を救うことに奔走するかのように素直な宮藤。そこへネウロイが新たに地中から出現し村人を襲う。身体を張ってまで皆を助けようとする彼女は、巨大な母艦の攻撃を受け重傷を負ってしまう・・・。通信網はネウロイの妨害電波によって寸断されたが、服部も命をかけて通信を送ろうとする。すると宮藤救出に向かった元501団が傍受して、颯爽と現れる・・・と、その時、巨大な魔法陣が空を照らす。宮藤の魔法力が戻ったのだ!なぜだかうるうる状態になってしまったぞ!決してパンツのおかげではない!

 このパンツ姿。最初から最後までズボンもスカートも履かないので、目の保養になること間違いなし!とにかく、『風の谷のナウシカ』どころではないくらい、ローアングルが必ず挿入されるのだ。パンツの柄で登場人物を把握できるかもしれない・・・

kossy