「お母さん、と渡る海峡」わが母の記 りかさんの映画レビュー(感想・評価)
お母さん、と渡る海峡
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若いからその死は辛いが、
年がだいぶいった人なら
もう十分生きたのだから大往生だ。
昔なら赤飯炊き、祝い箸配るとか、らしい。
とんでもない‼️
いくら年を重ねようと、
だんだんと自分や周りのことがわからなくなり、
突然、キレたり強情張ったり、
しても、
自分を産んでくれた母なんだよ。
捨てられた、と思い、
土蔵のばあちゃの作ってくれた
ご飯しか食べなかった。
いくら
本家の祖父ちゃん祖母ちゃん母さんが引き止めて
食べるよう何度も勧めても、だ。
私をアメリカ🇺🇸さんと、叔父さんと間違えて、
まだ違う人と間違えて、
たまたま言ってくれたこと。
私の息子を盗ったあの女、いなくなって良かった。
お父さんの転勤で台湾に行く時、
子供達をバラバラに分けて船に乗せ、
一人でも生きていけるたくましい子を
実家にひとり残していかないと、
ご先祖様に申し訳ない。 って。
母さん、
知らなかったよ、
あれ、僕の目から何か出て来た。
顔洗って来よう。
付け足し:
作中に『東京物語』についての長女の志賀子の
言葉がありますが、やはり、あの長男長女は薄情だと言ってられました。
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