「樹木希林がうまいなあ」わが母の記 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
樹木希林がうまいなあ
井上靖の「蒼き狼」や「敦煌」は大好きな作品だ。
自伝的な小説も本作含め数冊読んだが、惹かれるものは特になかった。
映画では、主人公洪作1人が、曽祖父の妾に育てられた理由が、
台湾に家族が渡るとき、沈没したら血が途絶えてしまうからと単純になっていたが、
実際にも複雑な理由が色々とあったと思う。
ただ、歳をとるということ、自分も周りも辛く、切ない。そこは伝わってきた。
樹木希林、うますぎて、演技してるとは思えない程だった。
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