劇場公開日 2011年11月12日

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「ビッチであれ!」恋の罪 チャイラテさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ビッチであれ!

2011年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

うーん。
監督の神楽坂恵への愛が溢れ出とるw

拙い演技は変わらんのだけど、撮り方でうまく表情つけてるのよね。
なんだかかわいく見える。

冷たい熱帯魚のときとは全然違うじゃないかw

でも彼女の演技力では役に負けてしまってて序盤は若干退屈でした。
素人もののAV見てるみたいだった。

そこを補ってるのが冨樫さんですかね。
彼女の登場から一気に物語にひきこまれました。
演技も表情も場面によってくるくる変わる。
年寄りのようにも少女のようにも見える…不思議な女優さんという印象。

そしてクソババアとのかけ合いが最高!
特に食卓のシーンはセリフ回しといい、緊迫感が秀逸でした。

しかし、よかったのはその辺だけ。

園子温は女の映画を撮りたかったのだろうけど、 水野美紀は立ち位置微妙だし、序盤で期待した津田寛治もキャラが弱くて残念な感じで終わってしまった。

きっとこれは女を鑑賞する映画なのだろうな。
ビッチな女たち、莫迦な女たちを…。

チャイラテ