劇場公開日 2011年11月12日

  • 予告編を見る

「新・日活ロマンポルノだと思えば腹も立たないか。」恋の罪 お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0新・日活ロマンポルノだと思えば腹も立たないか。

2020年12月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

渋谷「東電エリートOL殺人事件」にヒントを得た……という話が流布されていますが、残念ながら現実の事件とは無関係。
地名とイメージを勝手に借用しているだけの作品です。(冒涜しているだけの、というべきか)

配給は日活。

有名女優の水野美紀が全裸ヘアヌードでスッポンポンになるとか、本作の監督と結婚したAV上がりの大根女優の巨乳や濡れ場とか……、そういうのを拝みに行くための映画だと言えば、 腹も立たないかも知れません。
水野美紀は、貧相な裸体で、ストーリーとほとんど無関係に裸体を晒したわけですが、どう考えても脱ぎ損だったのではないか、と思います。

唯一、富樫真(娼婦役)が熱演。
町田マリーはエロかったのに脱がなかったのが残念でした。

いずれにしても18禁映画ですから、早い話がポルノです。
日活ロマンポルノは、昔からこういう「有名事件を勝手に冒涜する作り」の作品が多かったことを思い出します。
ストーリー面において、何ひとつ評価できるものもなく、共感も感動も何も感じることができませんでした。

お水汲み当番