「酒と女の旅」昼間から呑む 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
酒と女の旅
失恋したばかりの青年の傷心旅行を、オフビートな笑いで綴ったロードムービー。
無名のスタッフ・キャスト、超低予算の韓国映画ながら、各国の映画祭で絶賛。
ユニークなアイデアが光った勝利作。
タイトル通り、とにかく呑んで呑んで呑みまくる。
こんなに呑みまくる映画もそうはないだろう。
酒が縁で道中、様々な人と知り合う。
しかし、これが原因でトラブルに巻き込まれる。
たまたま知り合った男女と夜通し呑んでたら翌朝パンツ姿で路上に放り出されていたり、その時車に乗せてくれた男がゲイ?っぽかったり。
失恋の慰めに旅に出たハズなのに、道中何故か女性が目の前に現れる。
宿泊したペンションの隣室の魅力的な女性だったり、バスで隣り合わせたしつこい女だったり。
そしてやっぱり、これが原因でトラブルに巻き込まれる。
男にとって酒と女はトラブルの元とよく言う。
分かっちゃいるけど、女にはクラッとなりたいし、酒も呑まずにはいられない。
災難続きの主人公の姿が滑稽で笑えると同時に、身につまされるというか、身に降りかかりそうでハラハラ。
酒とワケありな女にはくれぐれもご注意を(笑)
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