「酔いつぶれて剥ぎ取られて・・・」昼間から呑む kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
酔いつぶれて剥ぎ取られて・・・
ペンションを経営する友人の先輩の申し出を断って歩いてゆくことにしたヒョクチン。着いたペンションがそこだと思ったが、愛想が悪く様子がおかしい。泊まった部屋の隣にいた女が一人だというのでワインを持って部屋に行くと男がいた。とりあえずその場は何も起きなかったが、翌朝、また出会った。さらに海岸に行くと三度会った。飲みまくり、男ととも仲良くなるが、酔いつぶれて起きてみると、山道に捨てられていた・・・カバン、財布、ズボンをはぎ取られて・・・
なんとかヒッチハイクで軽トラの運転手をつかまえるが、よくしてくれると思っていたら、そいつはゲイだった(笑)。なんとか友人に電話が繋がり、本当のペンションへと向かうヒョクチンだった。
飲んでばかりの一人旅。かなりオフビート感溢れるロード・ムービーで、山下敦弘監督作品を思い起こす。途中の駅には『春の日は過ぎゆく』のロケ地だというポスターもあったが、何もない田舎だという雰囲気が伝わってくる。
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