「出来る男感」カンパニー・メン Curveさんの映画レビュー(感想・評価)
出来る男感
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主人公に感情移入が出来なかった。
奥さんは支えてくれて、仕事も贅沢を言わなければある状況。
単に生活をダウンサイズするのが嫌なだけだろう?と。
会社は誰のものであるかを問うのであれば強者の対比である主人公には残酷ながらもっと深みが欲しかったと思う。
そういった意味で一番感情移入出来たのがクリス・クーパー演じるフィル。
エコノミック・アニマルによって犠牲になった人はフィルの様に多くいるのだろう。これは現実だ。
ベン・アフレックは自身の一度はハリウッドから干された体験から役的にはハマりそうと思ったのだが、イマイチ「出来る男」感が溢れてしまっていてあまり悲惨には見えない。
あと、ケビン・コスナー親方の下で一度ベンは働くが、私もあれと同じバイトをしたことがある。
彼は合板を1枚1枚運んでいたが通常は3~4枚くらい運ぶ。
彼ぐらいのガタイで1枚運んで「はぁはぁ…」ってのに全くストーリーと関係なく嘘くさいと思ってしまった。
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