探偵はBARにいるのレビュー・感想・評価
全144件中、101~120件目を表示
2枚目の大泉洋?がみれるとアナウンスされ…
2枚目の大泉洋?がみれるとアナウンスされ観ました…
う〜ん、どうでしょう?!
このアナウンスをしていたスタッフに、"私、嫌いだから"と頑なにおばさんは断ってたけど、食わず嫌いかもよw
バディ感
札幌+大泉洋っていったらどうでしょうの幻影が強すぎてまともに見えるのかと思ったが、オープニングの格闘シーンで適度にやられる俺と無表情に強い高田のバディ感を見せつけられて安心して見られた。
シーンの所々に80年代あぶない刑事に見られた「お約束」も見られて続編に向けてきっとクスリと出来る仕掛けになると思う。
バディ映画として何につけても無口で無表情な高田の「一人っきりの友達なくしたくねぇや」のセリフにグっとくるものがある。
相棒じゃ違う。
仲間じゃない。
友達ってのが二人のゆるくて強い関係を絶妙に表しているのではないだろうか。
後半ダレるところがあったのは正直なところ。
でもちゃんと面白かったし続編にもちゃんと期待出来ている点でこの作品の勝ちだ。
映画独自のススキノ・ハードボイルド
原作ファンからすると、とってもフクザツな感傷をもたらす映画。
<ススキノ探偵>シリーズの肝だと思ってた部分が軽んじられてしまう一方、そこですか?的要素が強化されているところが悩ましい。
映画として観た場合も、アクションとミステリと人間ドラマとコミカルを総動員しようとしたためなのか何なのか、展開がめまぐるしくて追いかけるのが大変な部分も。
一番ヘンだと感じたのは、
名無しの主人公<俺>が口にする「探偵は依頼人を守らなくちゃいけない」というセリフ。
確かに原作でも「依頼人は護らなくちゃいけないんでね」とは口にしている。ただ、それは原作が持っている"ハードボイルドをマジメに語るのは恥ずかしいジャン?"ってノリが下地にあるのであって、本格的なハードボイルドを目指しているのではない。
ところがyoutube予告編にあるように、映画本編ではいかにも正統派ハードボイルドですというスタイルを提示している。
キャスティングで<俺>に大泉洋を起用していることから、原作への配慮がゼロとはいわない。しかし違和感が否めないのも事実。
そもそも<俺>は業としての探偵を意識していない。たぶんに編集・出版的な事情で「探偵」を冠しているだけで、キャラクターとしての<俺>は"街の便利屋"を気取っているだけなのだ。
だから原作ファンの一人として、また映画ファンの一人として、文句言いたいような、映像化に感謝したいようなアンビバレントな気持ちに叩き込まれてしまう。
映画本編だけ観ていても、複数の事件が一つになっていく流れは駆け足に感じる。
しかし原作もだいたい似たようなもので、説明を入れない<俺>の行動が少しずつ大きな流れを作っていく。
ただ、小説では探偵の<俺>が早足にならないよう小ネタをはさむ一方、映画では小ネタも一緒に濁流飲み込む勢いでドッと押し寄せる。だから読者が受け取るウィットに富んだ作品世界と、観客が受け取る怒涛の映像迫力とは大きなギャップがある。
細かいことを言ってしまえば、<俺>の本拠地であるバー「ケラー・オオハタ」に初老のバーテンダーはいない。いつもは若い岡田というバーテンダーが<俺>の相手をする。
またモンデという喫茶店には、<俺>を挑発的に誘惑する女給も存在しない。
どちらも映画オリジナルだ。
オリジナルが悪いということはない。
映画の尺が小説全部を再現できるわけがないと分かっているから、都合よく登場人物を一人に統合したり、イベントをはしょったりカットしたりはよくある。
でも、原作の雰囲気とは別の路線で味付けするのは、よっぽど注意深くやらないとイメージが壊れてしまう。
それでも映画が成立しているならいいけれど、原作の持ち味と違った形で提示されたら名前だけ拝借したのかと考え込む。
しかし暴力描写に遠慮がなく、主人公がタフで飄々としていて、ヤクザや風俗の客引きなど、<ススキノ探偵>シリーズに込められた猥雑な札幌を映像化しきったことはスゴイことだと思う。
そこは原作ファンとしても認めるところ。甘っちょろいスカした作品に仕上げられたら、それはハードボイルドではない以上に<ススキノ探偵>じゃない。
原作のすごさは、ライトな間口で実はタフなハードボイルドを日本で生み出したことなんだから。
ただ、なまじ再現してくれた側面があるだけに批判しづらく、その点はやっぱりフクザツ。劇場公開中も表現しがたい感情を喚起していたけれど、今回で二度目の鑑賞も、やっぱり言葉にしづらい思いを抱かせた。
端的にいっちゃうと、原作はもっとおもしろいから映画を好きになった人はぜひ読んでくださいってこと。
では評価。
キャスティング:7(他に誰がいるっていえない点で、文句つけがたい)
ストーリー:5(原作をまるごと移植しようとし過ぎた感がある)
映像・演出:8(手加減なしの暴力描写と、逃げずに飄々とした印象の<俺>がうまく出ている)
ハードボイルド:7(なまじ<俺>が「探偵なんだよ!」と言い過ぎるきらいがあるが、それ以外はタフで信念曲げないところが魅力)
原作再現度:8(映画という尺に収めるには困難なことを考えれば、かなりの力技を使っているのは感じる)
というわけで総合評価は50点満点中35点。
映画を先に観れば悪くないと思ったのかもしれない。だから原作未読の人にオススメ。
そして映画を観た人には、原作小説を手に取ることを超オススメ。
そぅ・・まるですすきのに現れたルパン(^O^)♪
俺は・・
脚本が素晴らしい映画が大好きだ(*^^)v
●アンノウンや・・●パルプフィクション・・
●エターナルサンシャインなどなど・・
本作は、(邦画なのに?)脚本が素晴らしい⌒(^・^)⌒
(●12人の怒れる日本人や●陰日向に咲く・・並みに素晴らしい!俺的に!)
俺は、九州在住で、北海道行った事も無いし、行く予定もないが・・
ロシアに近い雪国】ていう独特の異国感?
※都でも府でも県でも無い・・日本唯一の【道】の意味・・。
上手く出せてたように思う。
脚本が素晴らしいが・・
小道具やカメラワークもまた素晴らしいて事だよネ?
なにより・・
演者が『皆』素晴らしいかった(^ム^)
ラスト10分まで読めなかったな・・。
この手が有ったかヽ(^o^)丿?
天才大泉さん・・あんたやっぱスゲェよ(@_@)
イチロー選手や中田ヒデ選手・さんまさんや松本仁志さん桑田圭佑さん並みに・・
日本ショービズ界の寵児現る!!!
いや素晴らしい!
星☆評価は・・
DVD新作¥500基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇◇
観た後の行きたいお店】
バー・ケラーオーハタ?
観た後の飲みたいお酒】
『ウィスキーWのストレート』
観た後の食べたい一品】
北海道あられ???
本作は・・
本来99の岡本さんと大泉さんの共演が噂されてたとか?いないとか?
(かなりコミカルにフる予定だったらしい・・。)
松田さんとのコンビでシリアスにフッたからこそ・・怪我の功名?
逆に素晴らしくなった気がする(V)o¥o(V)
&西田さんと高嶋さんが圧巻!!!
迷いなく・・
伯爵・・準品質保証作品に認定!!!
おすすめしまくりです(o|o)(o|o)(o|o)
コンビがいい!
大泉さんが好きなので観に行きました。
ストーリーはわかりやすい。
おもしろコンビが好きです。
ゆるいけど万能な相方!いいキャラしてます。
雪に埋められるシーンとかお風呂のシーンとかがお気に入り。
花嫁姿の小雪さんがお美しいです。
結婚式からの拳銃を出すシーンの演出が素敵です。
大泉さん
この映画の世界観が好きだ。
序盤はかなりコメディ要素が強く、それでも十分楽しめたが、後半にかけてのいい意味での裏切られた感がすごく良かった。
極悪人だと踏んでいた沙織が裏の裏を欠いて来たり、とにかく楽しめる映画だった。
新作も作成中とのことで楽しみだ。
ジンギスカンは、ラムとマトン、どっちが好きだ?
映画「探偵はBARにいる」(橋本一監督)から。
主人公の探偵役・大泉洋さんが、雪の中に埋められ、
殺されそうになる直前に、悪役の高嶋政伸さんと交わした
何気ない会話が印象的に残ってしまった。
「ジンギスカンは、ラムとマトン、どっちが好きだ?」
「その質問の意味は?」「意味なんかない。お前の人生と同じだ」
「学問のないサルのくせに、シャレたことを抜かしてんじゃねぇよ」
「無言だと不安になると思って、気を使ってんだよ」
「そういうタクシーの運転手が一番迷惑なんだよ」
男って、冷静を装いながらも興奮すると、知らず知らずに
会話の語尾に「よ」をつけるものなのかな、なんて思いながら、
殺そうとしている男と殺されそうになっている男の会話としては、
面白いな、とメモを片手に、物語を振り返った。
また、殴り合いの喧嘩になりそうだったら
「顔を殴らないでください、一応、モデル志望なんです」とかわし、
「あなた、携帯持ってないの?」と訊かれたら
「ない。束縛されるだけで、何の役にも立たないからな」と返す。
「感情に流されれば、寿命を縮める。俺が貫いてきた主義だが、
主義に凝り固まれば、ソビエトも地図から消える」と呟いてみる。
こんな楽しいフレーズ満載の作品であったが、一番のお薦めは
気取ってある文章の一節を読み、「何それ?」と訊かれたら、
「萩原朔太郎が、俺の生まれるずっ~と前に、
俺のために書き残してくれた文章」ってサラッと答える台詞。
これ、是非一度、どこかで試してみたいな。
古典的な和製ハードボイルドΣd(゚∀゚d)イカス!
俺は『探偵物語』とか『傷だらけの天使』をリアルで観て育った世代じゃなく、子供の頃テレビの再放送で観てた。
この映画のレトロ感と泥臭いアクションは、こういうドラマを思い出すな~(∩´∀`)∩ワーイ
ハメットとかチャンドラーを彷彿とさせる主人公の独白、そしてバーで黒電話から依頼を受けるという根無し草感もΣd(゚∀゚d)イカス!
そしてススキノっていう場所が持つレトロ感も、古典的な和製ハードボイルドの雰囲気にマッチしてると思う。
れんが造りの建物、降り積もって薄汚れた雪、そして古いビル等々・・・
本当に70年代80年代にタイムスリップした感じがする(・∀・)イイ!!
頭は切れるが美人には滅法弱いという、ほんとべたで古典的ななキャラ設定だけど、このべたなところがまたいいワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
大泉洋はこの役にはうってつけですよ(^_^)
相棒の松田龍平の、普段寝てばっかりいるしがない大学助手だけど格闘になったら滅法強いという設定もまた定番ですな(・∀・)
何より目を惹くのが高嶋政伸。
一瞬見ただけじゃ誰だか分からないほど、粗野で下品な役柄を見事に演じてる∑(゚ω゚ノ)ノ
昔『HOTEL』で「申し訳ありません!!」と頭を下げまくってた頃の爽やかさはどこへやら(笑)
そしてファム・ファタール的存在の美女として小雪。
こいつが犯人なんじゃねーの?と観客と探偵をミスリードさせておいてから、実は・・・という流れもいいなあ~( ・∀・)アヒャ
クライマックスのスローで拳銃を撃ちまくって悪党を殺しまくるシーンなんて、『セーラー服と機関銃』を彷彿とさせる。
ミステリーとしても面白いし、ノスタルジック感満載で最高じゃないですかワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
ただ納得いかないのが、探偵が拷問を受けるシーン。
探偵を拷問するのが、全日プロレスの諏訪魔が演じてる用心棒っぽい奴なんだけど、何でわざわざここで覆面を被る????ヾ(゚Д゚ )ォィォィ
確かに昔のハードボイルドドラマって、こういう記号的な演出って結構多かったと思うけど、ここでそれやるか???
せっかくいい映画に仕上がってるのに、これが(;゚д゚)ェ. . . . . . .って感じで水を差してるのが何とも残念ε-(´・_・`)ハァ・・
でもこの部分以外は相当良く仕上がってるし、役者の演技含めて非常に面白い\(◎o◎)/
車のレトロ感も最高ですね~(・∀・)
続編の制作も決まったし、目が離せないシリーズになりそうです。
中年層にはたまらない
「探偵」「松田」、このワードを聞いてあの男を思い浮かべるのは40代以上だろうか。松田龍平の父、松田優作である。中年層男子にとって「松田優作」とはカリスマであり、ヒーローなのだ。私のまわりで松田優作をキライだと言う人はいない。そして彼の代表作は「探偵物語」である。本作出演の松田龍平に、その父「松田優作」の面影がダブり、ほどよい感じにツボを刺激してくる。涙がチョチョギレる思いである。これは私の勝手な思い込みかもしれないが、本作に彼へのオマージュを感じてしまう。そして劇中に「コルレオーネ」や「卒業」などのセリフが出てきて、これまた中年映画ファンの胸をチクチクとやってくれる。なんともそれが心地良いのだ。サスペンスストーリーも良く出来ている。王道と言えば言えなくもないが、最後まで楽しく観ることができた。次作は映画館で観たいものだ。
思いのほか面白かった
北海道札幌はすすきのを舞台にした、大泉洋扮する探偵の物語。思ったよりもハードボイルドで、とはいっても大泉洋なのでかなり3枚目でおちゃらけていて、なかなかよかったと思います。
これってたぶん、松田優作の『探偵物語』のカッコ悪いけどカッコいい的な雰囲気に近いんだろうなあ。
と思ったら、息子の松田龍平が出演しているのは偶然?彼が主役の探偵役をやった方がもっと話題になったのかも。いやいや、でも大泉洋の探偵役が非常によかったからなあ。
当初、この作品は見るつもりがなかったのですが、映画のランキングで上位に食い込んでいて、しかも大泉洋の地元北海道では絶大な人気という話を聞いて、急に見てみたくなりまいた。
まるっきり期待していなかったのに思いのほか面白かったので、この落差も踏まえて★4つです。期待していなかったのも大泉洋、期待を超えたのも大泉洋ということで、この★は彼に贈ります。
わざとらしい演出が逆にアリ
すごく、古めいた演出だと思います。
街のカット割りとか。ナレーションを入れるとことか。
悪い意味ではありません。
第一印象はまるでルパンのようだ!と思いました。
劇に入りこめる、古めかしさというか。
大泉洋がまさしく物語の一員らしい振る舞いをし、そこに松田龍平がすこしの現実感を持って現れる。
そのバランスが絶妙です。
何これ?という風に斜に見てもおかしくない。
でもそうならない。
この映画のバランス感覚の良さに感服です。
衝撃!
大泉洋が主演ということで、バリバリのコメディかと思いきや…
割とシリアス!(もちろん笑える要素も多いのですが・笑)
何がシリアスって、ストーリーもだけど、大泉さんの演技。
もともと大泉さんの出演している作品を観ていていい俳優さんだなぁと思っていましたが、この作品でますます好きになりましたね。
鑑賞された多くの方がきっと、少なからず見直したでしょう。
ただのコメディ俳優ではないと…。
松田龍平さんもいい味出してた!
小雪さんも…うん。いい。
そして超悪役の高嶋政伸。
最後まで高嶋さんだと気付かなかったです!
後でネットで調べて知って、びっくりしました。
豪華俳優陣もろもろです。
俳優さんのことばかり書きましたが、内容の方はというと、
結構グロいです。
大泉洋&松田龍平というだけで惹かれて、内容の下調べを一切せずに鑑賞したため、冒頭から暴行シーンというのは予想外でした。
血も全編に渡って多めです。
目を背けたくなるようなシーンも…。
個人的に、洋画のグロいのは平気なんだけど、邦画だとリアリティがあってどうもダメなんだよなぁ。
しかし本当にしっかりした内容で見応えがあり、飽きることなく楽しめました。
クスッと笑ってしまうシーンも多々…笑
全体的にバランスのとれたいい映画でした。
もし続編が出るならすごく楽しみです。
記念すべき映画.comレビュー第一弾でした☆
東映っぽい
こんなかっこよくて味わい深い探偵映画が現代の日本で見れるとは全く思っていなかった。アクションも泥臭くてよかった。小雪なんて嫌いだったけど、好きになった。しかしミステリー要素はごちゃごちゃしていて、人物名がたくさん出ても混乱して把握できなかった。そこがすっきりしていたらなおよかった。それでも充分面白かった。
小雪が…
おもしろかったです。
ただ、残念なのは小雪の美しさがイマイチで…。
何かフケたな~
って正直思った。
そこが残念でしたが、全体的には面白く満足でした!
キャストも良かったと思います。
最近では珍しいくらいハードボイルド。
飄々としているのに女にはちょっと弱い探偵と、更に掴みどころの無い相棒。
謎の美女に都会の(北海道だけど…)雑多な喧騒とその中の人情。
ぼろい車にレトロな雑貨…そして、とにかく酒を飲むシーンが多い!
うまい酒が飲みたくなる映画でした。
BARのマスターの声が聞きたい!
舞台が札幌っていうのが、とっても新鮮ですね。
大泉洋が、しっかりハードボイルドしています。
物語は~
ある日、探偵の【俺】(大泉洋)は電話で女性から依頼を受けます。
ところがソレが、自身の命をも危険にさらす事件に発展
クラブのママ沙織(小雪)の夫、霧島(西田敏行)が殺害された事件
地上げが絡む放火事件、関係がないと思われた事件が
次第に1つに繋がっていく・・・というストーリー。
アルバイト運転手の高田(松田龍平)、ボヤっとしてる加減が良いの。
普段は大学の講師で、でも空手の達人。
【俺】とのアクションシーンは迫力満点です。
龍平さんは近頃、お父さんに似てきましたねぇ。
弟の翔太くんの爽やかイメージとは違っていて
今回の作品~
ちょっと優作さんの家族ゲームの時の雰囲気を感じました。
登場人物で気になったのは、悪役の高島政伸
なんだかハリポタのスネイプを想わせる容姿で、キモくて上手です。
注目したシーンは霧島の元妻、近藤百合子(竹下景子)と話すところ。
家の中なんだけど、画面が明るくなったり暗くなったりするの。
外の明るさで時間の経過を知らせる・・って感じじゃなくて
なぜなのかしら不思議です。
それから~
【俺】が沙織の喉元にピストルを付きつけるシーン。
一発で綺麗にスっと、良い位置に入らなんですけどぉ・・・。
私が監督なら、撮り直したくなっちゃうよな~って。
なんだかモタついた感があって、イケてるシーンなのに
勿体ない気がしました。
とっても楽しみにしていた作品だったので
ガッカリするとイヤだな~・・・と思っていましたが
大丈夫でしたよ。
“探偵はBARにいる”星は4つです
探偵どうでしょう。
原作は未読、とにかく大泉洋が出るということで、かなり以前から
宣伝しまくられていたこの作品^^;
相棒スタッフが集結し、さらに探偵の相棒には松田龍平。
期待させる面子だけが頭に浮かび、かなり高期待を寄せていたが…
原作の面白さ?を知らないので比べようがないが、なんで初回が
この話だったんだろう…?探偵がバーで電話を待っている。のは
いいとして、実に昭和的でベッタベタなシチュエーション。一瞬、
角川映画か!?と思ってしまったほど。俳優陣の演技で大方救われ、
最後まで観れるが…最後もあの終わり方^^;
どこにも「相棒」らしさが感じられず、非常に残念な感覚が残った。
脚本が悪いのか…?いや、原作がこの通りなのか?分からないけど、
もう少しテンポのある描き方をして欲しかった気がする…。
さて、肝心の探偵役・大泉洋。
彼の俳優としての演技は嫌いではないし、ヘタではないと思うのだが、
今回はムダに「どうでしょう」キャラを出しすぎているように感じた^^;
彼の出世作「水曜どうでしょう」を長年観てきたファンは分かると思うが、
今作は彼の「素」が随所に顕れている。おそらくは、そのコミカルさを
狙って彼を起用したのだろうが、この人は真面目に演技しても笑いを
とれる俳優なので、かえって邪魔に感じる。そのキャラとアクションが
どうにもミスマッチで、かなりのハードボイルドに、流血アダルト系を
プラスした探偵の素顔が、明らかに洋ではない。でも洋が演じている^^;
カッコいい洋、として描かれても問題ないキャラクターに、素の洋、が
ねずみ男の如く、邪魔をしかけているのだ。どうにも安定していない。
例えば龍平の父が演じた「探偵物語」もハードボイルドにコミカル要素を
合わせていたが、あのキャラを優作は完全に自分のものにしていた。
次回作も(アクション要指導で)決まっているそうだが、それまでに洋の
キャラ作りが成功していますように…とただ願う。
相棒・高田の松田龍平。
この人の演技はいつも通り^^;で、特に大差がない(爆)
先日観た「まほろ駅前~」で演じた行天とも、ほぼ大差がない。
ひょうひょうとして頼りなく見えるのに、腕っぷしが強い!っていう、
父親直伝のオーラを引き継いで独特の演技を仕掛けてくる。この人は
多分このまんまのキャラで相棒を通すと思われるので^^;まぁいいとして。
やっぱり探偵のキャラを安定させて欲しい気がする。
他、小雪も西田敏行も高島政伸(怪演!)も悪くないのだが、
どこをとっても予定調和すぎる。何のカラクリも描かれないまま話は進み、
最後の最後までハードボイルド…。とにかくドンパチと流血はハンパない。
ドラマ的で良かったのは、探偵が過去を思い出したところ。
小説とは違うようだが、あのくだりで探偵の人間的な部分が少し描かれ、
彼女への想いが伝わってくる。
それにしても…すぐにケータイ買っちゃう探偵ってどうでしょう?
あくまで黒電話にこだわって欲しかったんだけど…(マスター好きだし)
次回作に期待。
(本はいいけど、映画なので電話の声も分からないようにして欲しかったな)
まさにエンターテイメント作品
期待通り、むしろ期待以上でした。
まず映画の予告からしてしゃれてた。キャストこのメンツなら面白くなるんじゃないかと公開前から期待してました。
大泉洋というとやっぱり笑いの要素がふえてしまうのかなって思ったけどいいバランスでした。
むしろ、めっちゃかっこいい。
そして松田龍平がいいサポート役でいい味だしたます。
こういう作品、日本映画であんまり見たことないって思いました。
一度見たら、大泉さんにほれます。笑
いい出来
しっかりとした原作がある安心さ、ジャニタレが出ない安心さ、古き良きTVドラマというか、いい意味で東映らしい出来の秀作。
大泉洋も松田龍平もはまり役だね、シリーズ化されるみたいだから益々楽しみです。個人的には安藤玉恵のウェイトレスがつぼでした。
全144件中、101~120件目を表示