「バーにかかってきた電話」探偵はBARにいる しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
バーにかかってきた電話
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"探偵はBARにいる" シリーズ第1作。
"日曜洋画劇場" で2回目の鑑賞(地上波初放送)。
原作(バーにかかってきた電話)は既読。
コンドウキョウコと名乗る女の依頼がススキノを揺るがす大事件へ発展する様がテンポ良く描かれていて面白かったです。
全体から古き良きハードボイルド映画、ついでに角川映画みたいな雰囲気が濃厚に漂って来る作風がとても私好みでした。
大泉洋が見事ハマっていました。コミカル演技は彼の真骨頂ですが、アクションもこなし、シリアスさもきちんと完備。
それに何より、決して完璧じゃないところがいい。人間味に溢れている探偵のキャラクターを体現していて素晴らしい!
それに地元での演技だからなのか、いつもより余計に肩の力が抜けている様子なのもなんだかホッコリさせられました。
相棒の高田くん(松田龍平)もすこぶる最高。飄々としているのにやたらと強いと云うギャップが堪りませんでした。
コンビぶりも凸凹に見えて息ぴったりだし、危機にちゃんと駆けつけてくれる。大分やられてからなのはお約束(笑)。
※修正(2024/04/04)
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