一枚のめぐり逢いのレビュー・感想・評価
全9件を表示
BGMがどれもゆったりとした切ない音楽ばかりで、それが何ともいえな...
BGMがどれもゆったりとした切ない音楽ばかりで、それが何ともいえない静かな空気を醸し出していた。
主人公が完璧男子過ぎる感はあったし、ヒロインは美人なだけであまり良さは感じられなかった。
祖母と息子が良いキャラでした。元旦那とは普通に和解できれば良かったのになと思う。
テイラーシリング目当てで見た
内容的には全くおもしろみのなく、
まあただ絵になる2人と
犬と子供と広い敷地とめちゃめちゃ
オシャレ暮らしを見せられる感じの映画
いい暮らしですよね
あれで暮らして行けるなら
途中でキース死ぬ必要あったか?
あれによって愛深まったの?
ただくっつきやすくなっただけ?
キース気の毒すぎ
嫌な奴だったけど生かしといてなんか報復というか、してほしかったなあ
でもいわゆる平和ボケな
ふたりのいちばんピークで映画が
ブチ切れるような典型的映画
本当はその先が大事なのにね
ザックエフロン…好きななれぬ…
セックスだいすき高校生にしか見えぬ…
運命ってあるんだよねっ!
まずザックエフロンが格好良すぎる!ローガンみたいな男になりたいなっ!
どんな事があっても人を痛めつけたりしない。
戦争からのラブストーリー。
コッテコテのラブストーリーだけど、コッテコテ過ぎて何かいい!
とにかく運命にたぐり寄せられて結ばれた二人。
心がホクホクする内容です。
ザック・エフロンのファンは見て下さい
原作ニコラス・スパークス、主演ザック・エフロンとくれば、どんな恋愛映画になるか容易く想像がつく。
その通り、ベッタベタな恋愛映画だった。
派遣先のイラクで拾った美しい女性の写真に命を救われた海兵隊員のローガン。帰還後、一言お礼を言いに、写真の女性ベスを訪ねる…。
その後の展開は以下の通り。
ひょんな事からベスと祖母が経営する犬の訓練施設で働き始める
訪ねてきた理由、言えず
↓
ベス、最初は怪訝
祖母は気に入る
↓
やがてローガンの素朴さに惹かれ、二人は恋に落ちる
↓
ベスの子供も懐く
↓
恋敵(ベスの元夫)が二人の仲を邪魔する
↓
ローガンがベスを訪ねてきた理由がバレる
ベス、激怒
↓
ローガン、ヨリを戻したい
↓
そんな時、事件が起きる…
美しいように作られたストーリー、映像。
美男美女の共演。
ティーン向けの映画。
ザック・エフロンのファンは見て下さい。
海兵隊員の役だけあって、体は鍛えられていた(笑)
幸運の写真
ザック・エフロンが軍人役ってのは少し無理があったような気がするが、なかなか面白かったです。
また、舞台がとても綺麗なところで素晴らしく良かったです。
この手のジャンルは普段手をつけないので新鮮でした。
ただ、少々長いような気がします。
3.0で
主人公がいい子ちゃん過ぎて現実的でない。
以前、ハリウッドに 華のある若手俳優がいないと嘆いたことがあります。
スターウォーズ episode2」のヘイデン・クリステンセン?
「トワイライト」シリーズの「テイラー・ダニエル・ロートナー?
「パーシージャクソンとオリンポスの神々」のローガン・ラーマン?
いやいや「ザック・エフロンだよ」と他の方から言われた際
あまりに「ハイスクール・ミュージカル」と「眉毛」の印象が強くて
思わず「う~ん」と言ってしまったけど
以前DVDで「きみがくれた未来」を見た時
既に大人の顔になろうとしているザックに強い興味を持ちました。
「きみがくれた未来」の彼の「大人への脱却ぶり」は
既に記事にしたけど、今回もザックの演技がすごくいい。
そして顔立ちも「甘い」から「凛々しい」に変わり
もっと四角い印象だった面影が、すっきりとして来て
これはひょっとしていい役者さんになるのかな?と期待しました。
何より甘く切なくキラキラ輝く眼光がすごく良い!
こんなに眼ヂカラのある俳優さんもなかなかいないかと。
で、まぁ そんなこんだで
「一枚のめぐりあい(原題:The Lucky One)」です。
Ripreさんよりご招待を受けて試写会参加が適いました!
人気恋愛小説家・ニコラス・スパークスの
『ザ・ラッキー・ワン」』を映画化したもの。
いくつかの個人的「ツボ」を。
(1)ザックエフロンの役作りの意気込み
役作りために撮影開始前の数か月
実際の上級軍人より指導を受けて
激しい訓練に臨み、また海兵隊のキャンプ地を訪れて
実際の体験談を聞く事に多くの時間を持ったことで
兵役を終えて尚抜けない
「ピリピリと肌をざわつかせるような緊張感」を
繊細に演じています。
ちなみにそんなナーバスさと真逆に9kg体重を付けた
エフロンのマッチョな肉体改造も凄いですね。
(2)戦争シーンの描き方
戦争で彼がハンヴィー:(高機動多用途装輪車両を
運転している時に受けた攻撃の悲惨さの撮り方が面白いです。
普通は引きで撮って「ドガーン!」って感じですが
敢えて爆風に顔がひん曲がるザックのみを引きで時間をかけて。
なんか彼の受けた「痛み」というものが派手な爆撃シーン以上に
伝わってくる一コマでした。
(3)主人公に惹かれるにつれ徐々に
フェミニンなファッションになっていくヒロイン。
最初はそっけない服を着てるのに気になって来るにつれ
徐々にフェミニンになり
とうとうスカートか!みたいな?(笑)
彼女の服を観ていても
だんだんと惹かれて行くさまが撮れて面白かったです。
(4)すっごい我儘で傲慢だけど、実はそんなに
悪い奴じゃないと思える「ヒロインの元旦那」。
ヒロインの元夫に関しては本当に憎々しく描いているのだけど
息子思いの強さに彼の元来の人間性は出ています。
最初「ヒロインはなんでこんな男を好きになったのか?」って
設定に無理がある様にすら感じたけど
最後まで見て実は主人公よりよほど人間性が出ていて
良くいるタイプなのかも…って思えました。
(5)エフロン演じるローガン・ティーボウの背中の入れ墨
「all glory is fleeting」と書いてあります。
この言葉を使った引用例はナポレオンの格言が有名で
Glory is fleeting, but obscurity is forever.
(栄光は儚い、しかし無名は永遠に続く)
という言葉があるみたいです。
これ、背景とか良く分かりませんがネガティブ解釈と共に
栄光はすぐ消えちゃう=だから「今」を楽しめという
ポジティブ解釈としても引用されることが多いみたいですね。
(補足)歩きすぎ・エフロン
主人公は「コロラドから歩いて来た」と言いますが
実際何処からどこまで、どの位、
どんな距離をどんな風に歩いて来たのでしょうか?
実は舞台となった土地の撮影はゴーストタウンで行われた様で
「架空の地」なため、具体的な数字は割り出せませんが
目安としていうのであれば撮影地は
ニューオーリンズ・ミシシッピ川の最南端ポートイーズだそう。
その距離調べてみました。グーグルで。
直線ベースで2079km、主人公、歩きすぎですww
ここまで歩いて意中の人がいなかったら、どうする気なのでしょう?
でも思うに、彼は戦争でたくさんの戦友をなくし
精神的にかなり疲弊しています。
戦時下、写真だけが彼の支えであった様に
戦後、「写真の女性を探すこと」だけが
彼の唯一の使命=生きる意味だったのかもしれず
2000キロ以上歩いた事は、彼の精神を元の状態にリカバリする上で
必要な時間だったのかとも思えます。
そういう意味において写真は退役後の彼をも救ったのかも。
***************
さて、では最後に感想を。
「エフロン」は寡黙で力持ちで
真面目で思いやりがあり、良く気働きし
セクシーで、キスもブラのホックの外し方も上手な
どこをどうとってもいい男。
カッコ良い上にどこか影のある憂いまで秘めています。
でも、あまりに「いい子ちゃん」過ぎて、
なんか鼻につきました。
(エフロンが…ってことではなく『役設定』がという意味で)
よほど我儘で傲慢なヒロインの前夫・
キースの方が人間らしく思えちゃいました。
恋人と一緒に観ても男性陣、楽しめるかな?と思ってしまったり。
見るなら気の置けない女友だちと観に行くのが正解でしょうか?
ちなみにテイラー・シリング演じる
ヒロイン・ベス・グリーンは役者さんとしては27歳、
高校時代に妊娠した息子が7歳の時点で主人公と知り合うから
実年齢とほぼ合った役柄設定。
だけど既に母親であり
主人公に救いを投げかける「慈愛に満ちた写真」に合う人…
…ということで なのか
あまり可憐さキュートさとかセクシーさとか
男性のツボ的な所はないかも?
「きみがくれた未来」の時も思ったけど
ザックの相手役の女性って地味目かもしれません。。
退いて支える愛。
実は、観るまで大きく勘違いをしていた箇所があった^^;
この一枚の写真、私はてっきり彼女が旦那に渡したものだと
思っていたのだ。旦那が従軍した先で落としたのだとばかり…
なので別れた旦那?なんてのが出てきた時は驚いた(爆)
オイオイ、じゃあ誰に渡した写真だったんだよ!?と思ったら
なんと…最愛の兄へだと言う。やだー。間違えてるじゃん私。
…と些少の行き違いはあったものの^^;
決して分かり辛い物語ではなく(ストーリーは単純)どちらかと
いうと、悲しみのトラウマをどう乗越えるかをじっくりと見せる
話だった。兄を亡くした妹と、妹を愛する二人の男の対立。
ありきたりなラブストーリーかと思うと、少し違う。
イラク戦争という重いテーマがのっかる上に、過去との対峙が
それぞれに描かれる。そんな中で役割を果たしたのが出逢い。
歌にもあったっけ、
もう恋なんてしないなんて~♪言わないよぜ~ったいに~♪と。
悲しい経験をしたあとで何が恋だと、一生誰かを好きになる
ことなどもうない…と思っている人ほど、実は恋におちる(爆)
人生の機微とは本当に不思議なものだ。
期待や気負いのない時に人間はスルリと本来の姿に戻るもの。
だから「もう絶対」なんてことはないのだと思った方がいい。
(幸も不幸も)
今作はいい意味で、それらを観せていると思った。
写真に一目惚れした兵士も、戦死した兄を忘れられない妹も、
別れた妻子を取り戻したい元夫も、皆ありのままの姿を顕わし、
最後は本音で語り合う。
悲しみの連鎖は消えないが、それでも前向きに生きようとする
自分を、もっと認めてあげていいんじゃないかと私には思える。
そして自分が心から誰かを愛するということは、
その人が心から幸せになれる状況をつくりあげることに尽きる。
「推す」か「退く」かは相手を見て決めることなのだ。
HSMのZ・エフロンがとてもいい表情を見せている。
ダンスの上手い明るい男子のイメージ脱却を狙ってるのか^^;
最近は複雑な役どころを多く演じている気がする。
思うに彼は前述の言葉を使えば「退く」演技が上手いと思った。
オレオレ演技で前へは出ない(爆)
ジ~っと見られて気味が悪い、と彼女に言われる彼だったが、
面目躍如とばかりの働きを見せるところが男らしくてステキ。
彼にとって彼女は命の恩人(天使)なのだから、まぁそのくらいは
しても当然だと思えるうえに、一目惚れしちゃってるしねぇ~♪
お姉さんに見えるT・シリングとのラブシーンは思いのほか長い…
こんな出逢いがあるかどうかは別として、
常に感謝の気持ちを忘れない姿勢は観ていて気持ちがいい。
私だってこんな出来事があれば、まずお礼を言いたくなるよなぁ。
それでイケメンだったら、やっぱりさ~♪ってオイ^^;
(さり気ない風景はお薦め。でも犬の訓練シーンが少ないわねぇ)
アメリカ南部の美しい自然がローガンの傷心した生活を癒してゆく、そのプロセスに泣ける人がいるかも?
ラブストーリーファンにはきっと楽しめる映画かも知れない。そして女性が観たら泣けるお話なのかもしれないし、6月の花嫁シーズンとしては、この様な女性映画が公開されるのは丁度良いタイミングなので、デートの時に観ても、可の部類の映画かな?あまりドギツイ絡みのシーンも決して多く無いので、安心して観られる映画かもしれないね。
さて、ニコラス・スパークス原作の「親愛なる君へ」が昨年の秋に公開されたばかりだが、今回の「一枚のめぐり逢い」も「親愛なる君へ」同様にイラク戦争絡みの帰還兵の恋愛小説の映画化だ。立て続けに2作品共に、兵士が主役の映画と言う事から、イラク戦争の後遺症がもたらす数々の悲劇が、今ではアメリカ社会の中で大きな影を落とす重要な要因の一つに成りつつあると言う現実がこの作品からみえてくる。
70年代のアメリカでは、ヴェトナム戦争終焉の頃で、数々の戦争がテーマの小説が映画化され、名作が製作された。「地獄の黙示録」「ディアーハンター」「帰郷」等々限が無い。
しかし、日本の映画ファンにとっては、ニコラスの原作作品は、恋愛小説を書いているベストセラー作家である事から、彼の映画化される作品の中ではいつも数々のスター俳優を生むきっかけ作りとなり、明日のスターを発見する楽しみもある。
一例を挙げると、最近公開された映画「君への誓い」で主演するチャニング・テイタムは「親愛なる君へ」でその人気を不動にし、チャニングの相手役を務めたレイチェル・マクアダムスは「君に読む物語」で注目され、その後多くの作品に出演している。
この流れから考えると本作品で主演のザック・エフロン演じるイラク帰還兵ローガンの相手役のベスを演じるテイラー・シリングも今後大ブレイクの可能性もあるし、演技の方もまあまあの出来で、可愛らしい俳優なので、次回作に期待したい感じも有った!
されど、肝心要の本作品は、相変わらずありきたりの平凡な作品で秀作や力作とはいかない作品だ。理由を言うならば、イラクから帰還したザック演じるローガンは戦争のPTSDに苦しみ、帰省した家に住む姉の家族とも上手く生活出来ない事から、直ぐに戦場で拾った写真の女性を探しに放浪の旅に出るのだが、帰還兵のローガンが主役であるはずの本作が、途中から写真の女性であるベスの話が中心となり、ローガンはベスを優しく見守る、控えめな好青年位にしか扱われていないし、その一方では、ベスは離婚相手からの嫌がらせや、子供の親権問題等で悩む、難しい役処も沢山有り、見せ場満載だ。そんな彼女の傍らで優しく見守ってくれるローガンへと次第に心が揺れると言う話しなどは、正にベスの心の葛藤を描いている作品であって、ローガンの存在は、刺身のツマ程度の扱いだ。ストーリー展開のその殆んどが、ベスの葛藤を描く事に終始し始める。ラブストーリーはどうしても女性中心に物語が描かれるのは当然なのだが、しかしあくまでも、本作品では、主演はザック・エフロンだ。ベスの写真の持ち主である兄と妹ベスの関係性や、祖母との関係など彼女の廻りの人間関係も良く描かれているが、ローガンの家族は、ファーストシーンに出ただけだ。これは原作の恋愛話自体が無理な設定の為か、この描き方が最良と言う事になったのかも知れないが、帰還兵の苦悩を描く作品と呼ぶなら余りにもリアリティー
性の欠如した薄っぺらな作品と言われてもしょうがない作品だ。
しかし、単なるお涙頂戴映画として、深く考える事無く、デートや気分転換に観るには普通に観られる作品だ。しかし、ファーストデートは思い出に鮮明に残るものだから、もしファーストデートで、本作を選ぶのなら他の作品に代える方が得策と私は個人的には考えるのだが、あなたは、どんな基準で映画を観るのかな?映画もTPOに合わせた選択が必要な事を改めて想い起こした作品だ。私は映画に関しては殆んど、何でも観るので、雑食系だ。私同様に、オールマイティーな映画好きには可も不可も無い作品だろう。
全9件を表示