「好みのバンドだったらもっと良かった」劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
好みのバンドだったらもっと良かった
進学校に通う女子高生・美知子(二階堂ふみ)は、周りの同級生がみんな大学に行くのに、自分は大学に行かず将棋のプロ棋士になろうとしていた。
ある日、彼氏から「神聖かまってちゃん」のライブに誘われたが、その日は将棋のアマチュア王手決定戦の決勝と重なっていて、ライブに行けなかった。彼は美知子の女友達を誘った。
一方、幼稚園児の一人息子を育てながら昼も夜も働いているシングルマザーのかおり(森下くるみ)は息子がPCを手放さず幼稚園で「神聖かまってちゃん」の曲を流し、歌詞に問題があると保護者から苦情が上がっていた。
この2人(息子入れると3人)とかまってちゃんのマネージャー、保育園の園長先生と保育士さんなどが、神聖かまってちゃんに共感し元気を貰う話。
個人的には、神聖かまってちゃんはボーカルの声が好みでは無いが、ハマる人達の話としては面白かった。
二階堂ふみは老け顔なのか、見た目は10年前も今と変わらずおばさん顔だったが、演技は上手かった。
笑わないお母さん役の森下くるみが魅力的だった。
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