「とってもセンチメートル」昭和物語 yonda?さんの映画レビュー(感想・評価)
とってもセンチメートル
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ケネディ暗殺、力道山の死があった昭和38年の大晦日からはじまる小5のコウヘイを主にした家族の物語。旋盤加工で機械部品をつくる工場を経営する父。
新幹線のブレーキやオリンピックの聖火台のパーツを製作したりもする。
コウヘイは野球好きの割と普通の子。姉のユウコは難しい年頃で問題起こしてばかり。
空き地で野球、打ったボールでガラス割れてカミナリ親父登場。昭和。
コウヘイだけが謝りにきて割れたガラスの片付けもしたりする。カミナリ親父引っ越す時、お前なかなか見所あるやつだ、と長嶋のサイン入りボールくれる。昔の良いおじさん。
娘が肩出しの服をきて出掛けようとする「男か!」と怒鳴る親父、昭和。
昭和の頑固親父、娘とどう接したら良いかわからず。母は優しく見守るタイプだが、要所で決める時は決める、さすがである。
大阪に引っ越すコウヘイの親友トシヤ。走り出すトラックの荷台に乗るトシヤに向けて長嶋のボールを投げるコウヘイ。少年の友情。
くわばらくわばらが口癖のおばあちゃん、孫が餞別とセンベイを間違えるのをつっこむが自分はセンチメンタルをcmと間違えるファインプレイ。製作所ならではのナイスな言い間違いだと思う。
親父が緊急入院、家族の団結深まる。ここからはハートウォーム展開続く。
オリンピックの聖火台の部品を親父の工場で作っていたので、入院中のオヤジに開会式の様子を見せたいとと病院にカラーテレビを持ち込むサプライズ。
いい話。タイトル通りで充実した内容。良かった。
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