「アンチCGの極み」ワイルド・スピード MEGA MAX Jillさんの映画レビュー(感想・評価)
アンチCGの極み
クリックして本文を読む
走ってる列車に車を突っ込ませたり、人なんてお構いなしに爆走して市街地をめちゃくちゃにしたり、車が次から次にぶっ壊されたり、敵を容赦なく射殺したり・・・なんてめちゃくちゃな映画なんだろう。
そういうアンチモラル的なメッセージ性だけかと思いきや、家族や友人の大切さを恥ずかしげもなくセリフに出してくるのがこの映画のニクいところである。
主人公のドミニクは大悪党のくせにとにかく良いやつ、良いリーダーという男が一度は憧れる傾奇者。
その他のメンバーも曲者だらけ、ってオーシャンズ11的な要素もあったり。
観る者に息すらつかせない、MEGAでMAXでとにかく最初から最後まで見所満載の2時間だった。(緩急がないのがちょっとしんどいくらい)
最後にみんながそれぞれにハッピーエンドになっているのも、個人的には観ていて気持ちが良かった。
コメントする