コクリコ坂からのレビュー・感想・評価
全43件中、41~43件目を表示
120分で詳しく作れなかったのか?
まず、ジブリの映画はすべておもしろいと感じる人にはおもしろいと感じる人が多いのではないでしょうか?
セリフの一つ一つを考えて映画を見る人にはあれ?なんで?って思うところが多い映画だと思います
小さい子供には理解できないところが多々あると思うので、子供連れで行くのはやめたほうがいいと思いました
個人的に疑問に思ったのが主人公の海がメルと呼ばれてたり海と呼ばれていたりの説明がない、メルってなんやねんって感じです、説明もなしに登場人物によって呼び方がかわるのはいかがなものか?
話の展開が早過ぎてマンガをパラパラ読んでいる感覚です
アクション的な話ならまだしもじっくり系の話でこれはないのでは?
映画館で観る話で何回も観ないとわからないというのは老若男女をターゲットにした映画ではあり得ないと思います
ジブリ映画というブランドだけで年間ランキング上位まで持っていけるブランド力があるからこそ、しっかりしたものを作ってほしいと思いました
120分の映画なら詳しく作れたのに90分で作ったから仕方ないという理由しか思い浮かびませんけどね
ジブリスタッフはすごい。宮崎吾朗はアニメーション向いてない。
映画評論より抜粋↓
『宮崎吾朗監督は坂のある街の高低差を生かし、テンポで見せる。恋の駆け引きからは機微を一切捨象し、時代感覚を際立たせるが、アニメーションならではの快楽への昇華には到らない。』
正にこの通りだと思いました。
テンポの速いカッティングは、60〜70年代の映画やドラマ等で見られたやたらテンポの速い会話劇をそのまま再現したかったのではないかと、自分は解釈しました。
それならそれで貫いて欲しかったです。そのテンポは最後までは続きませんでした。
ただ、セリフ回しはかなりまっすぐで、逆に新鮮な感じがしました。これは成功だと思います。きっと賛否が割れるとは思いますが、自分は良い方で捉えてます。
これらのどれをだれがディレクションしたのかわかりませんが、率直に芝居、演技はうまいのに、演出はへたくそで安っぽいと思いました。要所要所で切り取ってみるとめっちゃウマいです。声も作画も。さすがジブリです。
「電話をかける」「キャベツを切る」「壁に漆喰を塗る」全部ウマいです。
長澤まさみさんもすごい良かったです。声ぴったりですね。
でも演出が。。うーん。。っていうシーンがいくつもありました。言葉にするのは難しいのですが、このタイミングでこれがくる。みたいなのが、もっと良くできるんじゃないのかって何度も思えました。
また、主人公『海』のあだ名『メル』について、作中では何も言及されませんが、ドイツ語だかイタリア語だかで海(英語でマリン)をメルって発音するんですよね。海軍でしたっけ?だから自分は海=メルって呼ばれていることにすぐ気づいたのですが、説明ないのでわからない人にはわからないようになってます。不親切ですね。
他に特筆して良かったと思えた部分は、カルチェラタンのデザインでした。
内装というか、構造(総じてデザイン)が素晴らしいです。あれをデザインしたのは誰でしょうね。あの読みにくいエンドロールからは全くわかりませんでしたが。
カメラワークもあの建物を活かす見せ方をしていて、カルチェラタンはジブリの『湯屋』『ハウルの城』に次ぐ素敵建築物でした。
ただ、結局壊すのかよ。。それでいいのかよ。。
大人向けジブリ
試写会にて・・
時代設定や、ちょっとした血縁問題だけを言えば、
子供向けではないと思います。
小学高学年以降~って感じです。
なんとなくジブリ作品ってイメージもないです(個人的に)
主人公は「海」という名前ですが、「メル」というあだ名で呼ばれてます。
どういうイメージで「メル」なのか、サッパリ・・・。
でも、特に問題はありません(笑)
海は、俊という新聞部の部長と「恋」をしていますが、
海の父親を俊が知った後、問題が起きます。
ですが、主人公たちは、前を明るく向いて歩もうとします。
この時代で、周りには恋愛関係が知れ渡っているように思ったのですが、
誰一人冷やかしたりする者はいません。
どうだろ?たぶん、この時代だと、隠したり、冷やかされたりする方が、
多いのでは?と思うのですが。
ま、これもどうでもいい事。
正直、何を訴えたい作品かは、自分には伝わっていません。
「上を向いて歩こう」という、キャッチコピーを伝えたかったのかな?
かといって、つまらないわけでなく、単純に楽しめました。
グループとしては、「海がきこえる」とか「猫の恩返し」みたいな感じです。
また、豪華声優人たちが出てますが、
主人公の長澤さん、岡田くんほか、風吹さん、内藤さん、
かろうじて竹下さんの声しか、わかりませんでした。
岡田君なんか二役やってるのか?と思ったくらい。(やってたのかな?)
正直、大作・映像美が凄いという作品ではないので、
劇場で是非!という感じではありません。
ですが、劇場で観ても損はない、という印象でしょうか。
全43件中、41~43件目を表示