「SF学園青春ドラマ!恋にバトルに熱くなれ!」アイ・アム・ナンバー4 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
SF学園青春ドラマ!恋にバトルに熱くなれ!
この作品大好きです。映画館で見た時に、思いっきりツボにはまって、Blu-rayも買っちゃいました。
今回、新たに見直しても、やっぱり見劣りしません。十分に楽しませてもらいました。
もともと、SFアクション物は大好きです!そこへ持ってきて超能力でのバトル!それからモンスター(怪獣?)まででてくる。これはもう面白く感じないわけがない!(まあ、ほとんどがラストのクライマックスなんですけど)
そして、作品の大部分を占めるのが、若い男女の青春物語。
逃亡生活を続ける宇宙人が、出会った可愛い女性に恋をする。
いじめられっ子との友情。
まさに青春バンザイって感じで、繰り広げられる学園ドラマ。もう~、ハラハラドキドキ、胸がキュンって感じでした。
その間で逃亡宇宙人の切ない毎日も描かれます。
自分の保護者(親であり、師匠でもある)との微妙な関係性も見応えあります。
【ここからはネタばれ。ラストについて語りますので、要注意】
9人の宇宙人がいるって話なんだけど、この作品に出てくるのは「4」と「6」。「1」~「3」までは殺害されたっていうことで、残りの4人を探すっていうところで、この作品はおしまい。
少年ジャンプの打ち切り漫画でよくあるパターン。最終回に思いっきり話を盛り込んで(新しい登場人物が出てきたりして)さあ、これからってところで終わっちゃう。一番嫌いな終わり方なんだけど、この作品に対してはそれほど嫌な気はしなかった。
確かに続きを見たい気はするけど、ここで終わっていても違和感がないほど、自分的には大満足できる一本でした。(なんせ、タイトルが「アイ・アム・ナンバー4」ですから、ナンバー4の覚醒の話と言うことで)
公開当時は続編のことが話題に上がっていましたが、既に10年以上、音沙汰なしですから、もう、無いかな。