「盛り付けは4の勝ち。」アイ・アム・ナンバー4 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
盛り付けは4の勝ち。
最近「8」が付く大作が鳴物入りで公開されておりましたが。
こちらの「4」、何?この中途半端な数字?という印象から、
どうせ内容も中途半端なんだろうという感想もあったので、
大した期待もせずに観に行ったんだけど、、
いや~私だったら迷わずこっちをお勧めしますねー。「4」!
ちなみにこの作品、肝心なのは4と6しか出てこないんで、
(1~3は、残念ながら亡者でありまして)
あら~結局中途半端で終わってるじゃないの!なんですが、
ま、続編を狙った終わり方なんでほぼ仕方ないのかな…と。
しかしその続編も観たくない程の出来だったらXですけど、、
私はコレ、観たいなぁと思いましたね。だって気になるもん。
あの元カレ、なんかイイ奴になってたよ?ヤバいんでない?
(そっちかい^^;)
まぁ主人公が小顔で私好みだったからとか
女戦士が活躍するものに弱いからだとか、かなり占めるんですが^^;
知らないキャストが多い中、けっこう魅力あったと思うのです。
彼女役も可愛かったし、ライバルもビフ顔(古い?)でね~。
使われるネタは古いし、学園色も強いので、超SF系を期待すると
エェ!になるんだろうけど、人食い怪獣が大暴れするような図じゃ
なくて、もっとプロレス系というか(違うか^^;)悪役が変装して
スーパーでお肉買ってるシーンなど、何?これコント?と思うほど。
まったく頭が良いんだか悪いんだか…?赤対青の戦い、ってのも
すごく単純で分かり易い。つまり…既視感アリアリの内容なんで、
小ネタで面白く作ってみましたよ?という遊び感覚に溢れている。
何せ、手からビーム!!ですからね、またこの青がキレイなこと♪
で、4は派手好きでカッコいい系(よく今まで見つからなかったね)
なんだけど、6もハンパなくカッコいい!!キャーキャー言っちゃう^^;
もっと出てこいよ?続編!という感じで向こうではかなりコケたよう
だけど、こういうのは単純に始まって単純に終われば由と思うのだ。
ヘタにシリーズ化しなくていいから(なんてヒドイことを)せめて続編、
出来れば戦士たちはカッコいい系でお願いねvなんてほくそ笑む自分。。
彼らを守る守護者もいいんだわね~これがまた。
T・オリファントなんてどう見ても悪役面なのに、いい働きしてるし。
そして犬よ犬!最初はカメレオン?トカゲ?から変身して犬になり、
4にピッタリと寄り添ってきたビーグル。彼がね~^^;戦うんだ、後半!
あのシーンでは涙が出てきてしまった…その後のシーンにも…(T_T)
犬好きには堪らない、すいません、そこも高ポイントのひとつでして。。
まぁ好き好きであり、好みの問題なんですが^^;
「8」がやたらとテンコ盛りすぎて、深みがないなんて書きましたけど、
深みでいうなら、こっちにもまったく…。(爆)
じゃあ何が優れてるといえば、要は盛り方の問題。盛るなら盛るで、こう
盛り付けなさい!というお手本的な盛り方を(ベイは)得意に見せつける。
エンターテインメントは、こうでなくちゃ♪と頭をからっぽにできる快作。
(カメラ女子、ってのはじゃぱんからの発想ですか?じゃ次は鉄道で^^;)