劇場公開日 2011年4月16日

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戦火のナージャのレビュー・感想・評価

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5.0太陽に灼かれてを見ないと、分からない映画だと思う。

2022年4月1日
スマートフォンから投稿

太陽に灼かれてを見ないと、分からない映画だと思う。しかし、色々なエピソードが整然と並べられていて、大変に良く出来た映画だと思う。太陽に灼かれてが配信止めになっているので、DVDを買う以外方法が無いようだ。
スターリンって単純なロシア人では無いです。ジョージア系ロシア人であるのを忘れてはいけません。レーニンもモンゴル系ロシア人です。ブレジネフ首相はウクライナ人です。

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マサシ

1.5これは一体…?

2014年5月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

ぐちゃぐちゃしてて何がなんだか…ラストのシーンは一体なんだったのか。え…という感じ。そしていきなり映画が終わる。

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ポム

4.516年、炎は燃え続けられるか

2011年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

ロシア版「十二人の怒れる男」などの作品で知られるニキータ・ミハルコフ監督が、自身が主演を勤めて描く一大戦争絵巻。

16年である。言葉にしてみればたった3文字に収まってしまうが、実に壮大な時間の流れがある。夏のオリンピックに4回も熱狂することが可能である、映画ドラえもんの新作を16回も涙しながら観賞する事が許される。気が遠くなる程に時計の長針と短針は追いかけっこを続けているのだ。いや、誰も自らの16年後を明確に説明できないのも、頷けるばかりである。

その悠久の調べを、一本の映画作品の続編作りに費やした酔狂な人間こそ、本作の作り手である。前作「太陽に灼かれて」は、世界的に高い評価を受けた名作であるが、その続編と銘打った作品が今回の物語だ。

ここまで時間を掛けると、続編とは名ばかりの独立した作品として提示されるのが一般的だが、見事に前作の流れを受け継いでいる。

第二次世界大戦下、政治の流れの中で離ればなれになった父と、娘。父を政治犯として逮捕した一人の将校。この3人が巡る道中を軸に展開される物語。当然、戦争映画の名作「プライベート・ライアン」に触発されたという作り手の言葉通り、戦場の惨劇を生々しく描き切る画力の強さが際立つ印象だが、それ以上に観客の心に刻まれるのは、戦いの中で臭く、熱く、ちょっと馬鹿馬鹿しく生きる人間の面白さだろう。

真剣な戦争ドラマのはずだが、どこか観客を微笑ませる温かさと皮肉が織り交ぜられた作品への姿勢は、観客が飽きる事無く物語に向き合えるようにとの心遣い、謙虚さが生んだものだ。

敢えて語らず、雑多な道具や要素を手を変え品を変え活用し、痛みや最期を軽快に連想されるユーモアの力もそつなく輝き、映画作りの原点と、手法を教えてくれる。

CG全盛のご時勢にあって、炎に霧、爆破まで本物に拘る豪華印。ブルー・スクリーンの前で「死ぬな!生きろ!」と涙を流すのとは比較にならない痛みと情熱が画面一杯に溢れ出す。なるほど、ここまで資金を湯水の如く使い込むには、16年の年月が必要だったのだろう。よくぞ、粘り切りましたと拍手を送りたい。

同じCGチームが作った作品が同時期に公開され、「ねえ、似てない?」と観客の苦笑を誘っているあの国や、安直な子役ブームに流され、子供に必死に叫ばせ、泣かせる事に全力を尽くす某国の映画人に警告する。こんな、執念の塊のような熱い、熱い作品が現れてしまっています。このままで、良いですか?

本気で、暑苦しく、映画、作ってますか?

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ダックス奮闘{ふんとう}

5.0EXODUS

2011年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

原題「EXODUS」は集団脱出。凄まじい現実に直面してから、久しぶりに映画館に足を運んだ。ミハルコフの重苦しい問題作に向き合ってみたかった。
スターリンとヒトラーの狭間を必死で生き抜いていく。友人や親族が密告し、またそれを揉み消して生かされていく。
人間同士の愚かさと恐怖に目を覆いたくなる。人は何のために生きるのか。何を支えに何を信じて生きていけばいいのか。
人災と天災の惨状に人類の英知を結集し勇気を持って打勝ち、平和と望郷の願いを叶えてほしい。

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earth1