「偏屈親父の愚痴映画」ねこばん3D とび出すにゃんこ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
偏屈親父の愚痴映画
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TVK、テレ玉など独立U局9社他が作った猫映画。
可愛い子猫と偏屈老人の対比を愉しむ趣向なのでしょう、癒し映画と思ったのが浅はかでした。
猫は只管可愛いのだが、伊武雅刀さんは灰汁が強すぎてミスキャストかな、子猫の癒し効果を激減させてしまうでしょう。猫を屋根から放り投げたりと傍若無人、スタッフも心配したのかエンドロールで虐待はしていませんのクレジット。
ぽっぽ屋を定年退職した無趣味な偏屈親父、家族にも疎んじられてという設定もありきたり、終始、独り語りで只管愚痴をこぼしているだけ、映画にまでする必要があったのだろうか・・。
猫を愛でるだけなら岩合さんのテレビで十分でしょうと言わんばかりに猫好きの感情を逆なでする趣向、可愛いだけでは芸がないと思ったのでしょう、毒気を盛った作り手も随分へそ曲がりですね。64分と短いのがせめてもの救いでした。
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