ラブ&ドラッグのレビュー・感想・評価
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ブロークバック・カップル
『ブロークバック・マウンテン』で 夫婦役を演じた二人、力の差を多少感じつつも 息の合った演技で 見た目にもお似合いのカップル。
ストーリーは、「あれ?これって ナタリーとアシュトンの映画だっけ?」という “no strings attached(後腐れのない カラダだけの関係)”なスタートで 不安になりましたが、どちらかというと 本作品のほうがシリアスな部分もあって 内容的には良いと思います。
バイアグラのセールスマンだった ジェイミー・レイディの回顧録「Hard Sell: The Evolution of a Viagra Salesman」を ジェイク・ギレンホール&アン・ハサウェイ主演で映画化した ラブコメディ。 全米各地の病院を周り薬品を販売する ジェイミー(ギレンホール)は、シカゴの病院で パーキンソン病を患う勝ち気な女性マギー(ハサウェイ)と出会い、すぐに恋仲になるが……(作品情報より抜粋)。
バイアグラを売るセールスマン・ジェイミーを演じた ジェイク・ギレンホール。 彼独特のリズム、いいですね。 甘いマスクも、何気に鍛えた体も ステキ*・☆。 細かい演技はさておき(…おいて いいのか?)彼が居ると 華があります。 ジェイミーの気持ちの変化を もう少し丁寧に演じてくれたら、もっと評価が上がったかも。。(やっぱり 演技重要★)
ジェイミーと出会ってしまう マギーを演じたアン・ハサウェイ。 大好き!! セリフと目力だけで、グイグイと ジェイクを引っ張ってました。 ベッドシーンや、ヌードなど 体当たりの演技、カッコよすぎて 脱帽です。 パーキンソン病という難病を患う女性という 難しい役どころでしたが、アンちゃん 実力を十二分に発揮。
個人的に印象に残っている人が、ジェイミーの兄・ジョシュを演じた ジョシュ・ガッド。 この人、完全にジャック・ブラックの(コメディアン)ポジションを狙ってると思います。 そこそこ面白いけど、もっと頑張らないとね。
この作品を “コメディ”と思って観ると、ちょっと押しが弱い気がします。 ラブ・ストーリーとして観るのも妥当ですが、リアルすぎて 夢見るかんじがないし。。 なので私は 「主人公(ジェイミー)の成長と、彼女(マギー)が抱える病気と問題、そして二人の愛は…」という 人間ドラマと受け止めて観ました。 「健康がいちばん」ってよく耳にするし 口にする言葉だけど、その重みも感じられる いい作品です。
『ブロークバック…』、『ラブ&アザー・ドラッグズ』、また数年したらぜひ共演してほしいカップルです☆・*。
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